この物語は自身の体験談を書いたノンフィクションの物語です。
お時間があれば気楽に読んでください。
今回のお話は、夏に体験した「体臭」にまつわる体験談です。
緊急事態発生!至急ファブリーズで除菌せよ!
最近、自分では加齢臭はしないと信じている僕ですが、暑さに弱い僕は、気温の上昇に比例して汗の量が多くなってきた。
ということで、彼の出番ですな!
そう、彼の名は
ファブリーーーーーーズ!!!!!
そう、みんなも一度は耳にした事があるだろうP&Gから発売されている消臭と除菌を兼ね添えた天才的な商品、ファブリーズです。
ちなみにファブリーズの名前の由来は
ポイント
Febreze(布)とbreeze(そよ風)の造語らしいですね!?
なんと爽やかなネーミングなのでしょう!
と、ここまではいいのですが、そんなファブリーズで事件は起きちゃいました。
僕は昔から寒いのは平気だが、暑さにめっぽう弱く、しかも汗っかきだ。だから夏が来るのが本当に怖い。
鹿児島出身なのに、なぜ?
「鹿児島生まれなのになんで暑さに弱いの?」
みんなに聞かれるが、それにはちゃんとした僕なりの理由がある。
その理由について少しだけウンチクを聞いてください。
暑さに弱い理由
南国の人が暑さに弱い理由を分かりやすく説明します。(自分だけかも?)
寒ければ服を着れば何とかなりますよね?
おおげさな話をすると
- 上着を30枚、着るとか?
- ズボンを10枚、履くとかです。
こんなくだらない発想ですみません。
しか〜〜〜し、暑いのは無理です!
だって、いくら服を脱いでも最後は裸。でも暑いじゃないです!
- 裸でも暑いし!
- 裸で仕事できないし!
- 裸で外歩けないし!
はい!裸でも暑さには勝てないでしょ(笑)
以上、夏に弱いウンチクでした。
僕の匂い対策
僕は人一倍、汗の量が多いので、汗の匂い対策には気をつけています。
仕事は製造業なので、仕事の服はスーツではなく、会社で支給される服になります。
全員おそろいのダサい、いわゆる
「社服」というやつだ!!!
社服というのは実にやっかいだ。
ココがダメ
- ダサい
- デザインが1種類しかない
- 着用の義務がある
本当にダサいし、同じものを着せられる社畜感は耐えがたい!
その社服が夏になると汗の影響で臭くなる気がするのです。
自分では気にならないが「意外と他人は気になっているんじゃないかな~?」とか、つい考えてしまう。
そんな時に思いついたのが、仕事が終わった後のロッカールームでのファブリーズ作戦です。
ファブリーズのCMでおなじみの、あのフレーズ
ファブリーズで洗おっ♪
すごくいいフレーズ(安心)
まさにフレーズの通りで、仕事の後にロッカールームでハンガーにかかった社服に「シュシュ!」と、ひと吹きすると本当に爽やかな匂いに包みこまれる。
ん~洗われる~
ハァ〜、今日もよく働いた〜
そして爽やかに帰宅です。
そんな爽やかな日々が続いたある日・・・
彼がいない!?
今日も仕事が無事に終わり、いつものように匂いの除去を行おうとロッカーを開けると・・・
あれ?
おかしいな〜?
彼が居なくなっていた!
気が付かないうちに全部使っちゃったのかな?
俺、なんかボケてんな〜
ま~暑いからしょうがないか?
そんな事を思いながらロッカーの隅々まで探索したが、やはり彼は居なくなっていた。
しょうがないまた今度、新しいのを持ってこよう。
そして数日が過ぎたある日のことでした。
再会
僕は朝、お腹の調子が悪いことが多いが、この日も結構ピンチだった。
おそらく前日のビールの飲みすぎが原因だろう?
会社に着いた僕は、ダッシュでロッカーに駆け込んだ。
一刻も早く着替えてトイレに行かなければヤバイ。
ガチャ!
勢いよくロッカーを開けると・・・
ん?
え!?
だよね!?
君だよね!?
そう、行方不明になっていた彼がそこに居たんです。
僕のファブリーズ君じゃないですか!
一瞬パニックになったが、冷静に考えてみた。
しかし・・・僕は慌てるあまりに隣のロッカーを開けていた。
しかしこのファブリーズは僕のファブリーズだよね?
どういう事?
名探偵が現れる!
なぜ俺のファブリーズがここにあるのか推理してみよう。
考えられる原因
- 僕が間違えて隣のロッカーにしまった
- 考えにくいが、隣の人が盗んだ
- 隣の人もファブリーズを使っている
いつのまにか名探偵になっている。
ん〜、②と③はないな?恐らく①だ!
多分、何かのタイミングで僕が間違えて隣のロッカーにファブリーズをしまったのだろう。
よし、そうとわかれば返しても~らおっ♪
ファブリーズに手を伸ばした僕だったが、その手が止まった!
待てよ?
もしも、このファブリーズが隣の人のだったらコレは、犯罪になる?
ファブリーズ泥棒になってしまう。
このファブリーズが自分のだという証拠がないのだから勝手に持って行く訳にはいかない。
もうお腹の具合が限界だったので、とりあえずトイレに駆け込んだ。
サヨナラ僕のファブリーズ
トイレで少し冷静になって考えてみた。
まず結論として、証拠がないので持って行くのは無理ゲー
- 次に隣のロッカーの人は顔も知らないし、会った事もない。
- もし仮に、今度会ったとしてもおかしな話になってしまう。
「あの〜すみませんが、ロッカーの中に置いてあるファブリーズはあなたのですか?」とか聞けないし、おかしいでしょ?
相手はこう思うだろう
え?なんでファブリーズがあるとか知ってるの?
俺のロッカー勝手に開けたの?
ピンポン!正解!故意ではないが開けました!
もうひとつ気になったのが、あのファブリーズがもし僕のだとしたら、彼はどう思っているのだろう?
予想される彼の不安
- 急にロッカーにファブリーズが置かれているけどなんで?
- 誰かのイタズラかな?
- え?それとも僕が臭くて迷惑だからコレ使えってこと?
- 嫌がらせにあっているの?
いずれにしても良くないパターンだと思う。
90パーセント以上、あのファブリーズは僕のだが、今回は諦めるしかないか?
「帰ってその話を妻にすると次からは名前書いていかないとね!」って言われた。
小学生か!?
でもそうします(笑)
風呂でも入ってビールでも飲もっかな!
プシュ!
暑い日のビールは最高に美味いな~
サヨナラ僕のファブリーズ
爽やかなお別れとはいかなかったね!
おわり。