未経験から製造業に転職する方法とは?【製造業20年の実績からアドバイス】

未経験でも製造業に転職できるのか?元現場監督20年の経験からアドバイス

今の営業の仕事が嫌で辞めたいです。

製造業をやってみたいと思います。

未経験でも製造業に転職できるかな?

こんにちは、マサヤです。

いつも『わっぜ〜よか!!ブログ』を読んで頂き、ありがとうございます。

今回は「未経験者でも製造業に転職できるのか?」こんなお悩み相談です。

未経験の仕事に転職する場合、イメージや少ない情報だけでは少し怖いですよね?

経験者じゃないと転職できないのか?転職できたとしても通用するのか?

転職できても毎日怒られたばかりじゃ嫌になりますね。

この記事は、過去4回の転職経験をもとに書いています。

私は20年間、大手電機メーカーの製造現場で取り纏めをしていた経験があるので、適格なアドバイスができると思います。

こんな人に読んで欲しい

  • 未経験で製造業に転職したい
  • 製造業に興味がある
  • 転職でどのジャンルがいいか迷ってる
  • 仕事を辞めたい

このような悩みがある方は、ぜひ参考までに、この記事をご覧ください。

過去の経験から本気でアドバイスをさせて頂きます。

未経験でも製造業に転職できるのか?

未経験からでも製造業への転職は可能です。

転職する際に特別なスキルや実績が無い場合は、転職可能なジャンルが限られてきますが、製造業もその一つといえるでしょう。

私が過去に一緒に仕事をさせて頂いた人でも前職は畑違いの人が多くいました。

  • 税理士
  • 不動産会社
  • 職人さん
  • 車の整備士
  • プログラマー

最初は誰でも未経験です。

前職や年齢はそこまで関係ありません!

30代や40代でも遅くない

30代・40代の人でも始めやすいのが製造業です。

  • 特別なスキルが要らない
  • 作業が比較的簡単
  • 求人が多い

このようなことから、特に若者が有利となる職種ではありません。

結論として、製造業は比較的年齢が高くても転職が可能です。

ここからは、製造業が未経験の人向けに以下の順で解説します。順序よく解説することで製造業を始めるための基礎知識が学べます。

これから解説する内容
  1. 製造業って何?会社の仕組みや特徴を解説
  2. 未経験者は製造業を始める前に辛さを知っておこう
  3. 製造業に受かり易い志望動機を紹介(例)
  4. 未経験者が製造業に転職する手段

それではこんな感じで解説を続けますので、ぜひご覧ください。

【未経験者向け】製造業の仕組みや特徴を解説

ここでは、製造業の未経験者に分かり易く製造業の会社の構成や製造などについて解説します。

製造業の組織構成と「工程フロー」

製造業の企業の仕組みは以下ような組織で構成されています。

組織構成
  1. 企画部・・経営の作戦を立案
  2. 営業・・仕事をもらってくる
  3. 総務・・事務管理
  4. 設計部・・製品の設計関係
  5. 資材課・・生産に必要な材料の調達など
  6. 生産管理部・・生産計画などを立てる
  7. 製造部(製造現場)・・製品を生産する
  8. 装置保全課・・装置の修理や保守
  9. 品質管理・・製品での異常の分析や品質向上調査
  10. SE対応部・・ネットワーク障害への対応や改善

製造部で商品を生産をするにあたり、多くの部署がサポートを行います。

最終的に利益を出すには商品を確実に納品することが重要です。なので、製造業の基本は「現場最優先主義」でなけらばうまくいきません。

設計や装置保全などは特別な技術やスキルが必要になるので、未経験者の場合は製造部に転職することが最も多いです。

女性の場合は、品質管理や資材課・総務といった部署の求人もあります。

製造部門でもいろんな工程に分かれる【ハズレあり】

製造の過程では、一つ製品を一人で最初から最後まで作るところは珍しく、大体が工程別に分かれていて、担当の作業を行います。

多いところでは10~20くらいの工程に分かれています。

例として「自転車」を作るとします(極端な例です)

工程内容
  1. ハンドルを作る
  2. フレームを作る
  3. 車輪を作る
  4. サドルを作る
  5. チェーンを作る
  6. 自転車を組み立てる

このように、製造業では工程に分けて一つの作業に特化して仕事をすることが多いです。

理由は各工程に分けることで生産性が上がるからです。

工程に分けるメリットとデメリット

各工程に分けることで生産性が上がるというメリットがある反面、作業者には大きなデメリットがあります。

工程に分けるメリット

メリット
  • 一つの作業に特化することで作業者のスキルが上がる
  • いつも行っている作業なのでスピードが速くなる・仕上がりが良い
  • 普段から見ている目なら異常を発見し易い

一つの作業に特化すると作業者の技のレベルが上がるので、「品質とスピード」を求めることができます。

また、異常が出た時に工程に特化している方が「目るレベル」も高いので、早く発見できて、不良品の作り込みを防止できます。

スピード・品質・異常時の早期発見のメリットがある。

工程に分けるデメリット

デメリット
  • 場合によっては毎日同じ仕事で飽きがくる
  • 工程によって体力的や精神的に辛さのレベルに差がある
  • 残業に差が出る(収入にも影響)

単純作業の工程に行くと飽きてしまします。

考えるのが嫌いな人は向いていますが、いろんな事をやってみたい人や特に若者などには辛いかと思います。

次の話も「工場あるある」になりますが、配属されが現場で辛いレベルが全く違います。

配属された工程による格差

【ゆとりの違い】
Aという工程の人は、おしゃべりしながらのんびり仕事をしているのに、Bという工程ではトイレに行きたくても忙しくて行けない状態。→愚痴やストレスの原因になります。

【時間外労働の違い】
忙しい工程では毎日残業になったりしますが、作業が軽い(早くさばける)工程では毎日定時で帰れたりもします。お金を稼ぎたい人には残業はお得でしょうが、そうでない人は愚痴やストレスが溜まります。 

楽な工程と忙しい工程が「給料が同じ」なことが製造業の欠点です。

未経験者が製造業に転職する前に知っておくべき【6つの辛い現実】

どんな仕事にも辛いことはありますよね。

製造業でも辛いことは多くあります。

製造業が初めての人は「単純作業に慣れれば済む」等と簡単に考えてしまうと後から後悔するので、実際の製造業の大変なところを紹介します。

慣れるのでそんなに深く考えないでくださいね!

始める前に理解しておくとことで「辛いのは自分だけじゃない」という安心感が持てます。

辛いことばかりではなく、製造業には達成感もあるので、そこは知っておいてくださいね!

製造業が辛いと思うこと
  • 単純作業
  • 体力
  • 夜勤
  • 人間関係
  • ノルマ

辛い理由:1 単純作業

全ての製造業が単純作業とは言えませんが、多くの場合、自分の持ち場を決められて毎日同じ作業になります。

「同じ作業だと考えなくていいから楽だ!」という人も中にはいるので一概に辛いとは言えませんが、いろいろな事に挑戦してみたい人には向いていないかもしれません。

会話をするのが得意じゃない人が製造業を選ぶ傾向に多いです。

辛い理由:2 体力

各企業で扱う商品や配属先にもよりますが、製造業は体が主本です。

特に自動車関係などの製造業は時給も高いですが、その分キツイです。重いものを持ったりするので腰などを痛めることもあります。

未経験で製造業を始めると、初めの頃は体のどこかしらが痛くなります。

物の持ち方次第で腰痛にもならないので、ベテランの先輩がどのような方法を使っているかを学ぶことが大事です。

辛い理由:3 事故や怪我

製造業で一番怖いのが怪我です。

怪我や事故に注意

  • 指を挟まれる。(最悪は切断や巻き込みによる欠損)
  • 重量物に挟まれる
  • フッ酸などの危険な薬品が付着してしまう
  • 危険なガスを吸ってしまう(命を落とす危険もあり)
  • ガスによる爆発事故の危険性

私も長い間、製造現場にいたので、多くの事故や怪我を目にしてきました。

製造業では「自分の身は自分で守る」という言葉がありますが、本当にその通りです。

規模が小さい企業では安全に対する意識が低いので気を付けてください。

辛い理由:4 夜勤

人によっては昼間でも寝れるという人もいますが、多くの人は寝不足で夜勤に来ます。

仕事が始まってしまえばそこまで辛くはないのですが、集中力を使う仕事が多いので、事故や怪我につながらないように注意が必要です。

シフト勤務(例)
  • 1週間昼勤務→1週間夜勤→繰り返し
  • 1週間昼勤務→1週間遅番→1週間夜勤→繰り返し
  • 4日昼勤務→休み→4日夜勤→休み→繰り返し

いろんなパターンのシフトがあるので、体を慣らすのが大変です。

慣れるまでは軽く時差ボケのような感じになりますね。

辛い理由:5 人間関係

製造業の場合は、自分の持ち場を専属して行うことが多いのですが、意外と人間関係のトラブルが多いです。

例えば、自分の工程から次の工程に製品を出すのが遅かったりするとクレームを言ってくる人や、同じ工程の人でも自分が使いたい時に装置が使われていると怒る人など、いろんなケースで問題が発生します。

このような場合は、現場のリーダーがしっかりしていれば、対処してくれるので未経験の人はあまり気にしないで良いです。

数か月も付き合っていけば相手の性格も分かるので、周りに合わせながら作業することがポイントです。

辛い理由:6 ノルマ

ーー営業職じゃないのにノルマがあるんですか?

もちろん製造業にもノルマはあります。

全て数字で管理しないと、実績や予定に対しての進み具合・納期に間に合うか?等が分からないので、データで管理します。

個人の作業量や不良品をどれだけ出したか?なども張り出す会社もあります。

ノルマに満たないと納期に間に合わなくなるので残業が発生しますが、「作業ミス」を出してしまうと時間とお金を失うので大きな損害になります。

製造業で一番やってはいけないことは、一番が事故や怪我。次に作業ミスです。

製造業未経験の人が「転職時に使える志望動機」

製造業に限ったことではありませんが、雇う側としては前向きな志望動機が聞きたいですよね?

特に正社員の場合は長期で働いてもらうので、いい加減な気持ちの人は採用したくありません。

例えば面接で次のような理由では採用は厳しいでしょう。

面接官

製造業の仕事は初めてのようですが・・・

なぜ製造業に転職しようと思ったのですか?

未経験者

え、あの~

・・・

体を動かすことや物を作ることが好きなので、自分に向いていると思いました。

悪い理由ではありませんが、相手は「未経験」という事に不安をもっています。

いかに自分をアピールして相手の不安を無くせるかがポイントです。

以下が理想の回答です(例)です。

ーー未経験なのに今回、製造業を選んだ理由をお伺いできますか?

未経験者

これまでは営業の仕事をしておりましたが、製造業の会社とも関わる機会がありました。

そこで製造業の話をいろいろ伺ううちに興味が湧いてきました。

私は幼少の頃よりプラモデルなどを作るのが好きで、手先が器用だと周りの人からも言われていました。学生時代は9年間サッカーをやっていたので体力にも自信があります。

前職は営業の仕事なので人付き合いも得意です。

以上のような理由で自分が製造業に向いていると思いました。

製造業で「モノつくり」のスキルを付けて御社に貢献したいと思い、今回応募させて頂きました。

少しおおげさかも知れませんが、先程の理由より具体的に前向きに気持ちが伝わると思います。

Point
  • 前職を活かせるポイントを見つけアピールする
  • 実績を伝える時には数字を入れる
  • 製造業は「体力に自信がある」・「手先が器用」この2点はアピール
  • 自分の言葉でいいから「前向きな意思」を伝える

私は以前に現場監督という立場にあったので、人事選考でも要望することができたのですが、その時に要望していたのは3点だけです。

  1. 誠実(真面目)な人
  2. 部活動経験者
  3. コミュニケーションが取れる人

多少不器用でも誠実な人がいいですね。

ミスが少なくて確実に仕事を真面目にこなしてくれます。

また、部活動を経験していると人は忍耐力があり、チームワークを大切にできるので人間関係のトラブルを起こしづらく、職場の雰囲気に慣れるのも早い傾向にあります。

この辺をポイントに自分をアピールすると良いと思います。

未経験から製造業に転職する方法とは?

未経験者が製造業に転職するにはいくつかの手段がありますが、ここでは大手の会社を狙う方法を紹介します。

大手の製造企業の良いところ

大手企業のメリット
  • 収入が高い
  • 将来性がある
  • 職場の環境が良い
  • 社員の教育が充実している
  • 福利厚生が充実している(家族手当・住宅手当)

従業員への待遇が充実しているので、離職率も低いです。

製造業の求人は多いですが良い企業ばかりではありません。

  • 賃金が安い
  • 休みが無い
  • 残業代がもらえない
  • パワハラがすごい
  • 辞めさせてくれない

このように、いわゆるブラック企業も多いので十分なリサーチが必要です。

まずは大手企業(メーカー)に転職することを目標設定しましょう。以下の転職サイトは【完全無料】で利用できて、案件豊富な人気のサイトです。

大手が無理な場合は、東証2部の中小企業で条件が良いところを選びます。

労働条件を落とさないことが大事になります。

転職は年齢によって攻め方を変えよう

正社員を目指す場合は、年齢によって転職手段を変えることが必要です。

年齢がちがうのに、同じ攻め方では転職がうまくいきません。

20代・第二新卒の攻め方

近年では企業の人出不足が問題になっています。

更に「若さ」という武器があれば転職にはかなり有利です。

初めから「大手の正社員狙い」、1本で行きましょう!

目先の求人広告やネットで簡単に登録できる仕事に手を出してはいけません(まだ若いから早い)

転職手段

  1. ネットの求人サイトを利用して自分で良い条件の仕事を探す。
  2. 【必須】転職エージェントサービスを利用する(複数登録する)

まずは転職エージェントに登録しましょう。

次に平行して自分でもネットの転職サイトで求人を探します。もし自分で良い仕事を見つけても、転職するのはひとまず待ちましょう。

転職エージェントから連絡があって良い仕事があれば話を進めてもらいます。無ければ自分で探した仕事を交渉できるか聞いてみます。

その間に他の転職エージェントの回答も見て、最終的に一番良い条件の仕事を選びましょう。

ポイント

転職エージェントを主体に転職活動をすすめること!

  • 大手の企業と提携がある
  • 非公開求人を持っている
  • 転職交渉がうまい
  • サポート体制が整っている

自分で探しつつも、最後は転職のプロに頼む方が優良企業への転職率が上がるので、転職エージェントの複数登録が必須です。

若者向けの転職エージェント

若者に特化した転職エージェントです。

完全無料・多数実績あり

こちらの記事も参考にして下さい。

転職エージェントを初めて利用する人におすすめ【後悔しない厳選10社】

2019年11月9日

30代後半や40代の攻め方

続いては、30代後半や40代が製造業で大手の企業を目指す場合です。

この場合は、製造業に限らず特化したスキルが無いと自分で売り込んでも採用される可能性は低いです。

次の2つの方法を使いましょう。

転職手段

  1. 転職エージェントサービスを利用する(複数登録する)
  2. 派遣社員・契約社員を経験して正社員を狙う。

まずは複数の転職エージェントに登録して探してもらいましょう。

check!
次の手段が30代・40代が転職エージェントで紹介が無理な場合に正社員を目指せる方法です。

派遣・契約社員から正社員を狙います。

昔は派遣社員が正社員になるのは難しかったのですが、最近は企業も新卒より即戦力になる派遣社員を正社員として引き抜きます。

昔の私の会社でも毎年、数名が派遣社員から正社員になっていました。

ひと口情報
実は派遣社員の方が時給が良かったりします。

大手のメーカー等は、競争率が激しいので、新卒でも入れない人が多くいます。派遣社員から正社員を目指すのは有効な手段です。

私も過去に何人か会社にお願いして派遣の方を社員にしてもらったことがありますが、正社員に推薦してもらうには次のポイントを抑えましょう。

正社員になる為のポイント
  • 休むことが少ない
  • 仕事が真面目
  • 人間関係に問題がない
  • 仕事ができる

平均的に派遣の期間が3年くらい必要になると思いますが、上記のような事を満たせると可能性が上がります。

派遣社員を探すなら20代~40代の転職に強い>>ランスタッド<<が【完全無料】でおすすめです。

派遣社員の仕事を探す場合は以下の記事を参考にしてください。

【派遣会社おすすめを厳選】元派遣社員だから分かる登録必須の会社を紹介

2019年11月10日

40代の転職に関しての記事も書いていますので、参考までに記載しておきます。

仕事を辞めたい?40代だぞお前は!問題なしハイクラスでも転職可能

仕事を辞めたい?40代だぞお前は!問題なしハイクラスでも転職可能

2019年11月3日

最後に

今回は「未経験者でも製造業に転職できるのか?」という悩みに関してアドバイスさせて頂きました。

結論は、未経験でも製造業には転職できます。

正社員を目指す場合は、年齢に応じて転職手段を変えて転職を有利にしましょう。

年齢によって転職手段を変える

新卒・20代・第二新卒→転職エージェントで大手企業狙い1本

30代後半・40代→転職エージェントに登録→結果が厳しい時は、派遣社員で実績を積んで正社員を目指す

製造業は夜勤があったりして大変な面もありますが、夜勤や早朝になると時給が25%増しになるので時給が高いのが魅力です。

基本的には同じ作業が多いですが、現場のリーダーや取り纏めになると大幅に収入が上がる他、製造業務以外の仕事に就くことができます。

これから転職してキャリアアップを目指す場合、製造業は可能なジャンルだと思います。

未経験を不安に思うのではなく「経験したことがない仕事ができる」という感じで考えて、ワクワクした気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お付き合いありがとうございました。

わっぜ〜よか!!ブログ編集長/マサヤ

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