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転職エージェントとは?サービス内容や利用方法などを詳しく紹介!

2019年12月14日

転職エージェントとは?サービス内容や利用方法などを詳しく紹介!

こんな方におすすめの記事です

  • 転職エージェントを初めて利用する
  • 転職エージェントを利用するのが不安
  • 転職エージェントについて詳しく知りたい
  • 転職エージェントを上手に活用するポイントを知りたい

『転職エージェント』という言葉は聞いたことはあっても利用したことがない人は多いのではないでしょうか?

私も初めて転職エージェントを利用した時は、内容をあまり理解していなかったので不安でした。

この記事では、転職エージェントとは?~登録方法・サービス内容・利用する時のポイントなど、転職エージェントについて詳しく紹介しています。

転職活動において、転職の手段を一つでも多く増やすことは大切です。

私は過去に5回の転職経験がありますが、転職エージェントはプロのサポートを無料で受けられるサービスなので、必ず利用してきました。

この記事を参考にすることで、転職エージェントについて120%理解できるようになるので、安心して転職活動に集中できるようになるでしょう。

転職エージェントとは?

転職エージェントとは?

転職エージェントは、求職者と求人を出している企業を仲介する人材紹介サービスです。

ひと昔前の転職活動をいえば『ハローワーク』や、求人雑誌・新聞などが主な活動方法でしたが、ネットの普及に伴い、転職サイトや転職エージェントなとのサービスが手軽に利用できる環境になりました。

転職エージェントでは、ハローワークでは取り扱いのない『非公開求人』などが豊富にあり、大手の企業と提携しているため、労働条件の良い仕事を探せるということで、転職活動には欠かせないサービスになっています。

以下に示すのは厚生労働省のホームページに掲載されている「マイナビ広告倫理綱領」です。

マイナビ広告倫理綱領
当社は広告の持つ社会的役割とその使命感を認識し、広告倫理の向上に努めます。
I. 広告は真実を伝えるものである。
II. 広告は読者(ユーザー)の信頼にこたえ、利益に反しないものである。
III. 広告は関係諸法規に準ずるものである。
IV. 広告は品位をそこなわず、社会倫理を重んじたものである。
当社は、1973 年の創業以来「人と人との結びつきをお手伝いしたい」という理念のもと、企業における採用活動のサポートを行っています。求人広告及び運営媒体の広告については、社会的責任と役割を認識し、読者(ユーザー)保護の立場を貫き、「広告倫理綱領」から逸脱することがないように努めるものとします。

出典:02 厚生労働省検討会用資料(マイナビ) (2)/厚生労働省

内容からも転職者・企業に対して社会的責任を重く受け止めて有益なサービスを提供することを目指していることが分かります。

転職活動の際に利用できる手段

転職活動で利用できる公共機関やサービスには以下のようなものがあります。

  • ハローワーク
  • ネットの転職サイト
  • 転職情報誌
  • 転職エージェント

各手段で特徴が違ってきますが、転職エージェントの特徴は無料で利用が可能で転職のプロ(キャリアアドバイザー)のフルサポートが受けられることです。

それでは、転職エージェントについて詳しく紹介していきます。

転職エージェントから受けられる5つのサービスを紹介

転職エージェントから「受けられるサービス内容」を紹介します

転職エージェントに登録すると受けることで受けられるサービスは、転職活動において必要なもの全てと言っても過言ではありません。

自分だけでは転職活動をするのは無理ですが、転職エージェントの力を借りるとスムーズに希望の仕事を探すことができるサービス内容となっています。

主なサービス内容

  • 経験やスキルの棚卸
  • キャリアアドバイザーへの相談
  • 仕事の紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削やアドバイス
  • 企業への応募手続き
  • 面接の日程調整
  • 面接の事前対策
  • 内定後のアフターフォロー

このように、登録が終わると転職活動をフルサポートしてもらえます。

転職活動は大変不安なことが多いですが、転職エージェントが力になってもらえれば安心して転職活動をすることができますね。

各サービス内容を詳しく紹介していきます。

サービス1:経験やスキルの棚卸

転職エージェントは、経験やスキル・資格などの棚卸を行ってくれて、企業に売り込める強みを見つけてくれます。

自分では特にこれといった強みがないと思っていても、第三者が分析してくれることで新たな発見があります。その結果、やりたい仕事はあるけど、資格や経験がないことから諦めるしかないと思っていた仕事に転職できることもあります。

取り扱いの企業の数が多いことや、企業が求めている人材を把握しているので、経験や職務経歴から売り込めるスキルを見つけることができるのが転職エージェントの強みの一つでもあります。

サービス2:仕事の紹介 

転職エージェントに登録すると、ハローワークなどでは探すことができない『非公開の求人』の紹介を受けられることができるのが大きなメリットです。

大手の企業が求人を出すと応募が殺到してしまい、対応に多くの時間が必要になるので、転職エージェントなどに限定して求人を出す場合があります。

転職エージェントに非公開求人の取り扱いが多いのは、上記のような理由があるからです。

「必要としているスキルや能力がある人を最短で紹介して欲しい」という企業の希望に合った人材を紹介することから、転職エージェントに紹介を受けた仕事は合格率が高いと言えます。

サービス3:履歴書・職務経歴書の添削・アドバイス

面接にこぎつけるためには履歴書と職務経歴書が大変重要になります。

まだ会ったこともない人に自分を売り込むには魅力的な履歴書と職務経歴書を仕上げることはマストです。

魅力的・必要かも?と感じてもらえないと面接に進むことはできません。

アピールできる強みやスキルが少なくても経験や過去の仕事の内容をもとに魅力的で企業が求める人材と思ってもらえる履歴書・職務経歴書を仕上げることができます。

添削や書き方のアドバイスをもらうことで自分では書くことができない見違える履歴書・職務経歴書が完成させることができるでしょう。

企業受けが良い書類の書き方を熟知した転職エージェントだからこそできるサポートです。

サービス4:応募・日程調整

転職活動で複数の企業に応募している場合は、応募や面接の日程調整が非常に大変になります。しかし、同時に複数の企業にアプローチしていくことは、転職活動を早く完了させる・少しでも良い条件の仕事を探すためには必要です。

そんな時に転職エージェントを利用することで、応募~日程調整までを全て代わりに行ってくれるので大変助かり、スムーズな転職活動が可能になります。

面接が重なってしまった時に「日程の変更依頼をするとマイナスのイメージになってしまうかも?」と思うと悩みますよね?そんな時でも転職エージェントなら問題なく調整することが可能です。

転職活動において面接の日程調整は意外と面倒です。転職エージェントを利用して転職活動に集中しましょう。

サービス5:面接の事前対策

面接は転職活動の最後の難関ですが、経験が少ない・話が苦手な人は対応するのが難しくなります。

転職エージェントは事前に面接の対策を行ってもらえます。

  • 面接の受け方の基本をマスターする
  • 企業が求める回答の準備
  • 練習できることで慣れることができる

面接では部屋の入り方や話し方などの行動も審査の一つと考えなくてはいけません。

また、志望動機や質問に対する回答は企業が求める内容でなければ「採用したい」と思ってもらえません。

転職エージェントは、面接を受ける企業が求めることを知り尽くしているので、ポイントをおさえて、事前に準備をすることができるので、バッチリ対策をして自信をもって臨むことが可能になります。

転職エージェントを利用するメリットとデメリット

転職エージェントを利用するメリットとデメリット

転職エージェントを利用すると良いことだけではありません。少しデメリットも発生します。

利用するにあたり、良い面と悪い面を知っておく必要があるので、私が転職エージェントを利用してきて感じたメリットとデメリットを紹介します。

転職エージェントを利用するかの判断基準として参考にしてください。

転職エージェントを利用するデメリット

まずはデメリットを紹介します。

デメリット

  • 転職に時間が掛かる場合がある
  • 登録後に一度相談に出向く必要がある

キャリアアドバイザーと連絡をとりながら転職活動を進めるので少し時間が掛かる場合がありますが、妥協して希望に沿わない会社に就職しないためには、ある程度時間を使って慎重に仕事を選ぶ必要があります。

また、登録後に転職エージェント会社に最低1回は相談に行く必要があります。

転職エージェント会社の所在地は各都道府県の中心部が多いので、住まいの場所によってはアクセスが少し面倒な場合があります。

登録の1回だけと思えば問題ないかもしれませんね。

転職エージェントを利用するメリット

次にメリットについて紹介します。

メリット

  • 求人の数が豊富
  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 大手企業の求人がある
  • 希望する条件で仕事を探してもらえる
  • サポートしてもらえるので転職活動が楽になる

転職エージェントを利用する一番のメリットは、非公開求人を紹介してもらえることですが、非公開求人のなかには大手の企業やメーカーが多く、労働条件も良いので、転職するなら利用は必須です。

転職に必要な仕事探し~面接の日程調整までを全てお任せできるので、転職活動が大変楽になります。

転職エージェントの「利用の流れ・ポイント」を解説

転職エージェントの「利用の流れ・ポイント」を解説

転職エージェントを初めて利用する人向けに登録方法や利用の流れ・ポイントなどを経験をもとに紹介していきます。

「利用してみたいけど、よく分からないから不安?」と悩んでいる人は参考にすることで、不安が解消できます。

登録~就職までの流れ

  • 登録(Webから登録すると便利)
  • 折り返しの連絡を待つ
  • エージェント会社に出向いて詳しく相談する
  • 仕事の紹介を受ける
  • 応募の依頼を行う
  • 履歴書の添削・面接対策(希望者のみ)
  • 内定(入社)

電話でも問い合わせは可能ですが、ネットの公式ホームページなら24時間いつでも登録できるので便利です。

電話で問い合わせても、ネットの公式サイトを紹介されて必要事項を記入の記入を求められて、2度手間になる場合があります。

記入する内容は、どこの転職エージェントでも大体同じです。

記入内容

  • 氏名・住所・生年月日・電話番号・メールアドレス
  • 就業状態(就業中・失業中)
  • 職務経歴
  • 希望の職種

登録が完了すると1週間以内くらいに電話かメールで転職エージェントから連絡が来ます。

ここでは転職エージェント会社に来社する日程を決めるのが目的で、詳しい話は面談の時になります。

面談では再度、職務経歴や経験・スキルなどの確認と希望の条件を詳しく相談します。

持参する物

  • 履歴書
  • 職務経歴
  • 証明写真

面談当日の持ち物についてはメール又は電話で連絡があります。

折り返しの連絡がなかなか来ない場合がありますが、1週間待っても連絡が来ない場合は確認の連絡をしましょう。

転職エージェントを利用する時のポイント

面談の際に職務経歴やスキルについて棚卸をしていきますが、転職活動を有利に進めたい気持ちは分かりますが、ウソをつかないようにしましょう。

参考例えばパソコンのスキルを偽ったりしても後で困るのは自分です。

スキルや経験を良く見せなくてもキャリアアドバイザーは強みを引き出すこができるので大丈夫です。

必須証明写真はビジネスマナーとしてスーツ姿のものを準備しましょう。

転職エージェントに来社服装については、ホームページのなどに『私服でも構いません』と記載がない場合は、スーツやビジネスファッションで来社するのが望ましいです。(ついでに面接時の服装のチェックもしてもらえます)

転職エージェントを複数登録すべき理由

転職エージェントは複数登録することをおすすめします。

理由は2つあります。

  1. 転職エージェントによって紹介してもらえる仕事が違うので、複数に登録した方が選べる仕事が増える。
  2. 相性の合うキャリアアドバイザーに出会える可能性を上げるため

多くの転職エージェントに登録すれば、その分選べる仕事の範囲は広がります。しかし、多過ぎても対応できなくなり効率が悪くなるので、多くても3社に絞って登録しましょう。

キャリアアドバイザーによっては相性が合わない、行動が遅い・連絡をしてこないなどの不満も発生することがありますが、複数の転職エージェントに登録することで自分に一番相性が合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めることができます。

まとめ:転職エージェントは【完全無料】なので利用が必須!

転職活動において転職手段を増やすことは必須です。

特に転職エージェントは無料で利用できて、転職活動がスムーズに行えるサポートが整っています。

有料級のサービス内容ですが、【完全無料】なのに使わない選択肢はありませんね。

まとめ

  • 登録するならWebが便利
  • 複数に登録して効率よく転職活動を進める
  • 3社くらいにすると活動しやすい

転職活動は多少時間が掛かっても妥協せずに仕事を選ばないと後悔することになります。

そのためには転職のプロ(転職エージェント)にサポートしてもらうのが一番有効な手段ですね。

転職エージェントの利用を検討の方は、こちらの記事を参考にしてください。

参考の記事
【初めての転職エージェント選び】おすすめを厳選して紹介!年代別もあり
【初めての転職エージェント選び】おすすめを厳選して紹介!【ジャンル・年代別】

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  • この記事を書いた人

Masaya

はじめまして、フリーランスWebライターのMasayaです。 大手電機メーカーを転職後フリーライターとして、さまざまなジャンルの執筆に携わっています。ブログでは、これまでの経験から得たノウハウや情報を発信しております。

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