こんな方におすすめの記事です
- 仕事が思うようにできなくて困っている
- 仕事ができなくて怒られてばかりで嫌になる
- 仕事ができるようになる方法を知りたい
「仕事ができなくて怒られたばかり」そんな日は新人の頃にはよくある話しですが、本人としては辛くて悩んでしまいますよね?
そこで、この記事では新人の指導にあたってきた経験から、仕事がなぜできない理由と対策について紹介していきます。
自分では努力しているのになかなか仕事が思うようにできるようにならない人は、この記事を参考にしてみてください。
仕事ができない理由を整理して、対策すべきポイントを掴むことができ、必ず仕事ができるようになります。
目次
最初から仕事ができる人はいない
仕事ができなくて悩むのも向上心としては良いことですが、初めから仕事ができる人はいないので安心してください。
物事を思えるには正しい順序があり、時間が掛かるのは当然です。
経験が少ないうちから悩みを大きくしてしまうと逆に成長を妨げる原因にもなりかねません。
仕事ができるよになるためのメカニズム
- 繰り返し行うことで慣れる
- 工夫することで応用力や効率化が可能になる
- ミスした原因を分析することでスキルが上がる
このように、仕事ができるようになるには『経験』が土台にあるので、新人のうちから仕事ができないのは当たり前のことです。
新人のうちは、職場の先輩と比較してもポチベーションを下げてしまうことになるので無意味です。
仕事ができない新人の特徴
仕事ができない場合には原因があり、特に新人の時には経験が浅いために自分で原因を探すことができないことが多い傾向にあります。
私は過去に新人の指導に長い間従事した経験があるで、その時の経験をもとに『仕事ができない人の特徴』について紹介します。
まずは、自分に思い当たることがないかチェックしてみてください。
仕事ができない新人の特徴
- プロ意識が低い
- 常に聞くスタンスで仕事をしている
- 聞くべき時にメモをとることに集中している
- 目標設定ができていない
それでは、詳しく解説していきます。
特徴1:プロ意識が低い
仕事は結果も大事ですが、取り組む姿勢が大事です。
不器用でも一生懸命に取り組むことができる人は後から結果がついてきます。
これは責任感の違いから起きる意識の問題です。
会社員は労働を提供した対価としてお金をもらっているプロなので、結果を求められますが、結果を残すには一生懸命に取り組むことが大事です。
プロとして仕事に臨み、自分の失敗で会社や仲間に大きな損害と迷惑が掛かることを意識しないと成長はしません。
特に新卒の時には『学生気分』が抜けない人がいますが、仕事の責任感の重さを早く理解しましょう。
特徴2:常に聞くスタンスで仕事をしている
新人の頃は親切丁寧に仕事を教えてもらえる環境がありますが、いつまでも『聞くスタンス』では成長しません。
- 何をすべきか考える
- どうすれば効率よくできるか考える
- 仕事ができる人を観察して真似をしてみる
などのように、自分からアクションを起こしていかなくては成長しません。
いつまでも「新人だから仕方ない」と許されるわけではないので、1日でも早く自立する気持ちで仕事に臨みましょう。
成長する過程でのミスは仕方ないので、聞くスタンスを早く卒業して自らで考えて行動しましょう。
特徴3:聞くべき時にメモをとることに集中している
説明をうける時にメモをとることに集中してしまう人は、実は覚えが良くありません。
理由は、メモを取ることに集中してしまい、話の中身を理解することに集中できないからです。
ポイントが「説明を聞く」ことではなく「メモ取るに」になってしまっていると、後でメモを見返しても理解できないことがあります。
メモを取らないと不安な気持ちは分かりますが、説明を受ける時には聞くことに集中してメモすることは後回しにするのがポイントです。
特徴4:目標設定ができていない
何かを行う時には目標を設定することで、目標を達成するためには何が必要でどのような行動を起こすべきかを考えることができるようになります。
さらに結果を検証して改善するという『PDCA』が回せる習慣が身に付きます。
PDCAとは
PDCAとは目標を効率よく達成するためにビジネスやスポーツなどで幅広く活用される手法です。
計画を立てて実行する→結果を評価して改善するのが一連の流れです。
この流れを行うことで、計画に対してのズレや原因を発見・改善できて、目標の達成を目指せます。
P「Plan」=計画
D「Do」=実行
C「Check」=評価
A「Action」=改善
目標設定をする時には、あまり大きな目標にしてしまうと、達成感が得られなくなります。
今の自分のレベルを確認して、少し先の小さな目標を立てて、達成感を積み上げていくのがポイントです。
新人が仕事ができるようになるための3つの対策
仕事ができるようになるには、これまでの考えを変える必要があります。
そこで、ここでは特に重要な仕事ができるようになるための対策を3つに絞って紹介します。
仕事ができるようになるためのポイント
- 仕事ができる人の真似をする
- 数字を意識する
- 仕事ができる人を見極める
それでは、詳しく解説していきます。
対策1:仕事ができる人の真似をする
仕事ができるようになる最短の方法は、仕事ができると思う人を見つけてマネすることです。
仕事ができる人は効率の良い方法や他人とは違うやり方・考え方を実践しています。
「真似るは学ぶ」という言葉があるように、経験が浅い新人の時は先輩などを見本にして真似してみると違いが分かり、仕事のスキルを上げることが可能になります。
経験が豊富な人はそれなりに高い技術を持っているので、良いところはどんどん真似しましょう。
対策2:数字を意識する
漠然と仕事をするのではなく「数字」を意識すると結果を出しやすくなります。
仕事を数字で管理することで、目標に対しての結果を分析することができるようになります。
先ほど紹介したPDCAをうまく回すことが重要です。
数字で仕事の成果を確認して「何が原因?」「どのように改善するか?」を行う習慣をつけることができると仕事で成果を出すことができるようになります。
パソコンなどでフォーマットを作って長期に管理できるように工夫するのも良いでしょう。
対策3:仕事ができる人を見極める
仕事ができるようになるには『仕事ができる人』から教わる必要があり、成長の速度が変わってきます。
仕事ができる人は教えることもうまく、順序よく仕事ができるように育てる能力も高い人が多い傾向になります。
逆に仕事ができない人に教わってしまうと順序もでたらめになり、正しく吸収することが困難になるでしょう。
誰が仕事ができるかを見極めて、関係を深めていきましょう。
やる気をみせることで、積極的にアドバイスをしてもらえるようになります。
【参考】新人が仕事ができない場合は教える側にも原因がある
新人が仕事ができない場合には、自分だけに原因があるわけではありません。
教える人にも原因があることが多くあります。
- 小学生でも分かるように説明する
- 失敗は想定内
- アフターフォローが大事
これらが教える時には大切になります。
ポイント1:小学生でも分かるように説明する
物事を教える場合に自分が理解しているからといって相手も理解できるとは限りません。
大切なのは相手の目線になることです。
- 専門用語は使わない
- 説明はゆっくり丁寧に
- 相手の顔色を伺いながら理解度を確認
- 質問に対する答えは単純明快に行う
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このようなことに気を付けて、小学生にも理解できるような説明を行ないましょう。
ポイント2:失敗は想定内
仕事を失敗したら怒る人がいますが間違いです。
人はミスをする生き物ということを理解する必要があり、特に新人の頃はミスが多くなりますが、経験を積むことで成長します。
ミスを起こしてしまった時に過剰に叱ってしまうと消極的になってしまい、挑戦できなくなってしまいます。
消極的な行動になると成長するスピードも落ちてしまいます。
失敗を次に活かせるようにアドバイスしてあげることが大切です。
ポイント3:アフターフォローが大事
「仕事を教えたらそれで終わり」の人がいますが、それでは教える側も教わる側もお互い伸びません。
- 教えたことを理解しているか確認する
- 結果を確認して次の課題をアドバイスする
- 出来ていないことがあれば原因を確かめる
仕事を教えた後は必ずフィードバックを行い、成長を促進してあげましょう。
まとめ:新人が仕事ができないのは当たり前なので問題なし
新人の頃は「仕事ができない」と悩むことがありますが、当然のことなので問題ありません。
まずは冷静に原因の分析を行い、やるべきことを決めて行動して結果を検証することが大事です。
新人の頃は結果よりも取り組む姿勢が評価されます。
自分が信頼できる人を見付けて見本にすることで仕事のセンスも変わってきます。
あなたは仕事ができないのではなく、まだ経験が浅いだけなので問題ありません。