こんな方におすすめの記事です
- 退職したいけど怖くて言い出せない
- 退職を伝えるタイミングが難しくて困っている
- 退職を伝えて引き止められるのが不安
- 退職を告げると仕事がやり辛くなる
仕事を辞めると心に決めても、なかなか怖くて言い出せないですよね?
私はこれまでに5回の転職経験がありますが、こればかりは慣れるものではありません。
しかし、悩んでいても、時間だけが過ぎてしまい前に進めませんよね。
この記事では、私の転職経験をもとに退職を伝えることができなくて悩んでいる人へアドバイスをしています。
記事を読み終えると、勇気を出して「退職します!」と伝えることができ、次のステージへ一歩踏み出すことができるでしょう。
臆病な私が言うのだから大丈夫です!
目次
退職する意向を会社に言うのが怖い理由
真剣に悩んだ結果、仕事を辞めると決意したのに、いざ退職を伝えようとすると怖くなってしまいます。
その理由としては、大きく分けて以下の2点が共通するのではないでしょいうか?
- 理解してもらえるか不安
- 本当に辞めても大丈夫なのか不安
相手に対する不安と自分に対する不安です。
さらに上記の2点を深掘りしてみます。
「理解してもらえるか?」の不安を深掘り
「理解してもらえないかも?」と思ってしまうのは、相手の反応が予想できるのでからです。
一緒に仕事をしている会社の仲間は、家族以上に同じ時間を過ごしているかもしれません。
それゆえに相手の気持ちや考えが想像できてしまいます。
理解されない理由
辞められると仕事が忙しくなってしまうから。
あなたが辞めることで忙しくなるのは予想できますが、こればかりは仕方のないことです。
気になる気持ちは分かりますが、あなたが辞めた後のことを考えるべき人は『会社』なので、割り切らなければ前に進めません。
「本当に辞めて大丈夫なのか?」の不安を深掘り
本当に辞めても大丈夫か不安と思ってしまう人は、気持ちの整理ができていないので、もう一度退職する意味について整理しましょう。
整理するポイント
- なぜ辞めたいのか?
- 辞めてから目指すことは決まっているのか?
- 可能な改善は行ってみたか?
- 辞めた後の生活のイメージはできているか?
不安を取り除くには、以上のようなことをもう一度確認する必要があります。
不安な状態では自身も持って退職することを伝えることはできません。
怖さを振り切るには自信が必要になってきます。
完璧は望めない
完璧を求めすぎても気持ちを固めることはできません。
「絶対にこれなら大丈夫!」と言えることはないので、自分が納得できるか?がポイントです。
退職を切り出すには勢いが必要
退職を切り出すにはある程度勢いも必要です。
完璧に準備を整えようとすると時間だけが過ぎてしまい、終わりがありません。準備は自分が納得できる最低限のことに絞りましょう。
最後に必要になるは『勢い』です。
自分に対する言い訳はNG
- 時期的に今は言わない方が良いかも?
- もう少し経ったら伝えよう
などの言い訳を無意識に作ってしまい、自分を納得させてしまうと、永遠に退職を切り出すことはできません。
いつ伝えても同じ結果です。
どんな伝え方をしても悪く思う人は悪く思います。
死ぬこと以外はかすり傷と思って、勢いで退職することを告げましょう。
退職する時は入社試験とは違うので、自分を良く見せる努力は必要ありません。
円満退社するためのコツ5つ
円満退社したいと思うのは誰でも同じですが、そのためにはいくつかポイントがあります。
闇雲に退職を告げてしまうと険悪な雰囲気になってしまい、退職までの時間を苦しい気持ちで過ごすことになってしまいます。
私の過去の経験から円満退社のポイントについて紹介します。
円満退社のポイント
- 退職理由を聞かれたら迷わずに答えられること
- 会社の不満を言わない
- 繁忙期を避ける
- 退職日について会社側の希望も受け入れる
- 納得がいく退職理由を準備する
最低限これらを押さえておくと円満に退職できる可能性が上がります。
それでは、詳しく解説します。
ポイント1:退職理由を聞かれたら迷わずに答えられること
退職することを上司に伝えた時に「はい、分かりました」とは簡単にはいきません。
相手もいろいろと聞きたいことがあるので質問攻めにあいますが、答えに詰まらないように準備をしておきましょう。
しっかり退職する理由について答えることは、相手を納得させることにつながります。
最低限聞かれること
- なぜ辞めたいのか?
- 辞めてから何をしたいのか?
- 次の仕事は決まっているか?
- いつ頃辞めたいと思っているか?
- 考え直すつもりはないのか?
答えに詰まってしまうと、相手のペースになってしまうので、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。
仕事を辞めると決めたら最短で辞めるのが最善です。
ポイント2:退職理由に会社の不満を言わない
もしも職場の環境や人間関係のストレスが原因で仕事を辞めるとしても、退職する決意が固まっている場合は、本当のことは言わない方が良いと私は思います。
- 上司についていけない
- 人間関係が合わない
- 今の会社に居ても将来性がない
- 収入面に不満がある
これらの不満を仮に言ったとしても何のメリットにもなく、辞めるまでの期間仕事がやり辛くなるだけです。
退職する決意があるのなら、言いたい気持ちをおさえて円満に退職する方が有益です。
ポイント3:繁忙期を避ける
忙しい時期に退職を告げると、会社側も素直に受け入れ辛くなるので、円満に退職したい場合は『退職を伝える時期』がポイントになります。
繁忙期を避けることが可能であれば退職時期をずらすことも考慮しましょう。
心に余裕がある時期の方が受け入れてもらえる可能性が上がります。
次の仕事に影響が出る場合などは先のことを優先しましょう。
ポイント4:退職日について会社側の希望も受け入れる
退職の相談の際には希望の退職日を聞かれますが、まずは自分の希望日をしっかり伝えましょう。
もしも、繁忙期などの理由で会社側が退職日の変更を依頼してくる場合は、受け入れられる範囲で調整しましょう。
そうすることで会社側も、あなたに感謝の気持ちを少なからず持つからです。
ポイント5:納得がいく退職理由を準備する
円満退社をするためには納得のいく退職理由を伝えることが場合によっては必要です。
まともに話をしても納得してもらうことができない相手の場合には、退職理由に注意しましょう。
納得されやすい退職理由
- 家庭の事情(田舎に帰る・親の介護など)
- 将来の為にやりたい仕事がある
- キャリアアップを目指したい
- 女性の場合は結婚など
本当の理由を伝えて納得してくれる相手には本当の退職理由を伝えても構わないと思います。
お互いが気持ちよく辞められる退職理由が円満退社につながります。
円満退社が無理な場合の対処法
会社によっては退職すると伝えても受け入れてくれない場合があるので、過去の経験から対処法を紹介します。
引き止めにあうと次の仕事にも影響して、余計なストレスになるので、引き止めには即対応しましょう。
私は過去に引き止めにあって苦労をしたので、皆さんにはこれから紹介する方法で対処して頂きたいと思います。
スムーズに退職できない場合の3つの手段
引き止めにあって、退職するのが困難な場合に対応するには3つの方法があります。
話し合っても解決できないことが前提です。
引き止めの対処法
- さらに上の上司、または組合に相談(大手に限る)
- 労働基準監督署に相談
- 退職代行サービスを利用する
話し合っても無駄な場合は、以上の3つの方法が有効です。
バックレるという選択肢は後で自分が不利になるのでやめましょう。
対処法1:さらに上の上司もしくは組合に相談する
上司が退職を受け入れない場合は、その上の人(課長や部長・社長)に伝えましょう。
それでも話にならない場合は、総務課もしくは組合に相談してください。
ただし、中小企業などで社長がワンマン会社経営をしている場合は厳しいです。
対処法2:労働基準監督署に相談
会社との話し合いが無理な場合は、労働基準監督署に相談しましょう。
個人には『職業選択の自由』が法律で設けられているので、会社には退職を引き止める権利はありません。
違法な対応を行う場合は、労働基準監督署へ連絡をして指導・対処してもらいましょう。
労働基準監督署は、本人からの依頼でないと動くことができませんので知っておいてください。
対処法3:退職代行サービスを利用する
有料にはなりますが、即退職したい場合は『退職代行サービス』を利用することです。
退職代行サービスは、退職できなくて困っている人の為に立上げられたサービスです。
それほど退職できなくて困っている人が多いということになります。
退職代行サービスの特徴
- 最短で即日退職が可能
- 退職の手続きを代行して行ってもらえる
- 所持品や必要な書類などは郵送で手続きが完了
簡単に説明すると、辞めたいと思った日から会社に行かなくてもよくて、代わりに退職の手続きをしてくれるサービスです。
退職する際には、退職日の最低2週間前に退職する旨を伝える義務があるので、『退職したい』と会社に1度は伝える必要があります。(詳細については、問い合わせると分かりやすく説明してもらえます)
連休明けなどは、予約が取れないほど退職代行サービスの人気が出ています。
料金は安いところでは2万円~となっています。
長期にわたり引き止めにあって奪われる時間とストレスを考えると、有料でも利用する価値はあります。
人気の退職代行サービス
辞めるんです
「辞めるんです」は転職サポートが付いている人気の退職代行サービスです。
対応範囲 | 24時間、365日 |
退職可能日 | 最短で即日 |
利用料金 | キャンペーン中:5万円→3万円 |
全額返金保証 | あり |
おすすめのポイント | 転職サポートあり・相談無制限 |
退職代行Jobs(ジョブズ)
退職代行Jobs(ジョブズ)は多数のメディアに掲載されている人気の退職代行サービスです。
対応範囲 | 24時間、365日 |
退職可能日 | 最短で即日 |
利用料金 | キャンペーン中:一律29,800円(税込み) |
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退職代行Re:Start(リスタート)
退職代行Re:Start(リスタート)は業界最安値の2万円(キャンペーン期間中)~利用できる退職代行サービスです。
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退職可能日 | 最短で即日 |
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その他の退職代行サービスもご覧になりたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
-
【即日退社可能】おすすめの退職代行サービスを厳選して紹介します!
引き止めに関しての悩みは、以下の記事も参考にしてください。
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【必見】退職を告げると90%の確率で引き止められるが問題なし!【即日辞める方法あり】
退職までの基本的な流れ
それでは最後に、退職までの簡単な流れやポイントを私の経験をもとに解説します。
まずは退職までの主な流れを説明します。
退職までの流れ
- 退職することを会社に伝える
- 退職届けや必要書類の記入と提出
- 業務などの引継ぎ
- 退職
- 雇用保険(失業保険)の手続き
- 健康保険の切り替え
退職が決まれば特に気にしなくても手続きは進んでいきます。
退職後に次の仕事が決まっていない場合は保険の切り替えが必要になりますが、証明する書類は以下の2つのどちらかです。
- 社会保険資格喪失証明書
- 退職証明書
都道府県によって違うので、市役所に問い合わせるかネットでも調べることができます。
自分で事前に会社に依頼しないと発行してもらえないので余裕をもって依頼してください。
退職までの流れに関しては、以下の記事でも紹介しています。
-
仕事を辞めたいと思った時は「理由を整理して改善」してみよう
雇用保険(失業保険)について
転職先が決まっていない方は、雇用保険の手続きをしなければ生活に困ると思います。
勤続年数や退職理由(自己都合・会社都合)などでも失業保険がもらえる日数や受給開始日が違ってきます。
辞める前に十分調べておきましょう。
- 受給額
- 受給期間
などが辞めた後で予想と違ったりすると、生活に影響するので注意してください。
失業保険の受給までの流れ
失業保険を受給できるまでの流れを解説します。
失業保険の受給までの流れ
- 退職後に会社がハローワークへ手続きを行う
- 退職後2週間以内に会社から必要書類が郵送で届く
- 届いた書類を持ってハローワークへ行く
- 指定された日に全体説明会に参加(欠席不可)
- 就職活動の実績を作る
- 3か月後に支給開始(特別な場合に限り初月から受給可能)
- 支給日(認定日)にハローワークに行って手続きを行う
- 1週間以内に口座に振り込まれる
- 就職活動の実績を作る
- 後は毎月、支給日(認定日)にハローワークに行く
このような流れになりますが、基本は3か月後からの支給になります。
認定日とは
お金を支給してもらうための手続きを行う日です。
受給期間中は毎月行く必要があり、日にちは指定されていて、必ず行く必要があります。
受給を受けることができる条件は、就職活動をしていることです。
詳しくは『全体説明会』に参加すれば分かりますが、以下のような活動が必要です。
必要な条件
- ハローワークでの就職相談を行う
- ハローワーク開催のセミナーに参加する
説明会でも言われますが、以下のような場合には就職活動とは認められないので注意してください。
認められないケース
- ハローワークで仕事情報を見るだけ
- ネットの転職サイトに登録する
このような活動は一見、就職活動に見えますが、認められないので注意してください。
ハローワークに行ったら必ず相談を受けてから認定の印鑑を押してもらう必要があります。
基本的には認定日までに2回の就職活動をしていないと受給できません。
必要条件の活動回数に足りない場合は、すぐに就職相談を受けて承認のハンコを押してもらいましょう。
まとめ:「退職します」と言うのは怖いけど勢いで一歩を踏み出そう
退職することを伝えるのは怖いと思いますが、勢いと「少しの時間頑張るぞ!」という勇気を出してみましょう。
退職するには人それぞれ理由がありますが、辞めると決めたら長居は無用です。
最短で辞めて次の場所で積み上げましょう。
まとめ
- 迷う場合は、もう一度考えを整理する
- 将来のことを最優先に考えて行動する
- 退職を伝えるには勢いも必要
- 質問に戸惑うことがないように準備する
- 円満退社するにはポイントあり
- 引き止められて退職が困難な場合は、対応策を参考にする
- 退職までの流れを把握しておく
- 失業保険につて理解しておく
退職を決意した時は最低限、上記のことを押さえておけば大丈夫です。
私の経験からアドバイスします。
転職すると少なからず後悔することがあるかもしれませんが、もし後悔したら辞めると決意した時の気持ちを思い出してください。
辞めたいと思ったのに辞めなかった時の方が何倍も後悔したと思います。
後悔しない人は行動しない人です。
私は行動して後悔する人生を選びます。