こんな方におすすめの記事です
- 転職したけど失敗してしまった
- 転職したいけど失敗することが怖い
- 転職に失敗した時にやり直す方法を知りたい
「夢と希望を抱いて転職したのに、実際に仕事をしてみるとイメージと違った」という失敗は、転職において仕方のないリスクかもしれません。
このような事態になると「もう自分の人生は終わりだ!」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか?
この記事では、5回の転職経験をもとに『転職に失敗した時のリカバリーの方法』について詳しく紹介しています。
転職にはリスクがありますが、失敗を怖がっていたら人生を変えることはできません!
成功するか?失敗するか?なんて、やってみないと分かりません。
この記事を読むことで、転職に失敗した時のやり直し方を知ることができ、問題なく再スタートすることができるでしょう。
目次
転職に失敗したと思う時ってどんな場合なの?
転職に失敗したと思う理由は人によって違いますが、理想と現実の違いが「失敗」したという気持ちを起こしてしまいます。
転職を決めた時は、次の仕事に期待を込めて意気込みますが、いざ仕事を始めてみると「何か違う?」そんな違和感を感じてしまうことがあります。
そして、日が経つにつれて失敗したことが確信に変わります。
次のような場合が「失敗した」と思う理由になるのではないでしょうか?
失敗したと思う理由
- 予想していた収入と違う
- 思っていた仕事ではなかった
- 人間関係が最悪
- 休みが少ない
このようなことが、失敗理由に挙げれます。
それでは、詳しく解説していきます。
失敗理由1:予想していた収入と違う
転職して初めての給料日は少し緊張します。
何故なら、数字で前の仕事と今の仕事の比較がハッキリできるからです。
そして、今後の生活が良くなるか、悪くなるかは給料で大きく変わります。
転職の際に収入よりも他のメリットを選択した場合は想定内なので、問題ありませんが、収入を落としたくない。又はアップさせるつもりだった場合は、失敗ですね。
転職する時に確認したとは思いますが、もう一度、求人票又は契約書を確認しましょう。
自分の計算に間違いがなく、契約の内容が違っている場合は、必ず会社に確認をして下さい。
違和感を感じつつも、何も言わない人がいますが、それは間違いです。
サラリーマンもプロです!契約書をもとに労働を提供して報酬を得ています。
プロ野球選手の契約と変わりはありません。
求人票、契約書などで嘘を記載することは許されませんが、残念でながら事例はあります。
会社側に落ち度があるのに認めなくて、自分も納得できない場合は即辞めることをおすすめします。
次の転職先で辞めた理由を聞かれた時に『契約書内容の違い』ということであればマイナスにはなりません。
失敗理由2:思っていた仕事と違った
特に未経験の仕事の場合は「思っていた仕事と違った」という失敗は多いと思います。
失敗してしまう原因としては次のようなことが挙げられます。
- イメージの違い
- リサーチ不足
- 求人の内容と違う
未経験の仕事に転職する場合は、十分に仕事の内容を調べてから転職しないと『イメージと違った』ということが起きてしまいます。
最近ではネットなどでも調べることができるので、自分で十分にリサーチすることも可能です。
求人票などで記載されている業務内容は、大まかなことしか書かれていません。
想像と実際の違いを起こさないために面接ではしっかりとポイントをおさえて確認しましょう。
面接では以下の項目については最低限確認しましょう。
ポイント
- 実際の仕事内容(詳しく)
- キャリアアップの方法(事例)
- 転勤の有無
- 残業や休日出勤について
- 社会保険関係
- 扶養・通勤・住宅手当関係
仕事内容について詳しく聞こう
もちろん仕事の内容は、詳しく聞く必要があります。
一日の仕事のスケジュールなどを聞くと、詳しく仕事の内容が分かると思います。
そこで疑問が浮かんだら聞くようにしましょう。
キャリアアップは重要です!
続いては、どのようにキャリアアップしていくのかを聞きます。
これは、自分の収入やスキルを上げる為にも必要ですが、予定外の仕事はしたくないですよね?
例えば、事務の仕事に就いたのに、半年で営業にまわされては予想外です。
初めにキャリアアップする為にそのような配置転換があることを知っていると、転職の判断材料にもなります。
転職について確認しよう
転勤についてですが、求人票に「転勤なし」と書かれていても確認してください。
転勤は無いと思っていたのに、3年働いて転勤を言い渡されては困りますからね!
あえて辞められない状況で、転勤を言い渡す企業もあります。
面接では遠慮してはいけない!
面接はお互いにとって最終確認ができる場所です。
- 遠慮することなく全て聞く
- 合わないと思えばお断りする
企業側も面接の結果でこちらを判断しますが、こちらも受けた会社が適正か判断しなくてはいけません。
「面接の時に質問すればよかった」と後悔しないためにも、面接を受ける際には聞くことをしっかりまとめてから臨みましょう。
失敗理由3:人間関係が最悪
人間関係は、仕事を始めてみないと分からないので厄介です。
特に人間関係が嫌で前の仕事を辞めた人には転職した意味がなくなりますよね?
- 他人は変えられないので、自分が妥協する
- 仕事と割り切って受け流す
他人の考え方や性格を変えることはできません。
人間関係をうまく保つには、自分が仕事と割り切って付き合うことも必要です。
【事前に対策できる】ネットで口コミを見ることは有効な手段です
会社の人間関係を調べる手段として、ネットで調べることも有効です。
「企業名+口コミ」や「企業名+評判」などで検索すると調べることができます。
会社を辞めた人の口コミを見ることができるサービスもあります。
以下のサイトは企業の評判や口コミ調査で人気です。
評判や口コミが見られるサイト
入社前に多くの情報を集めるのがポイントです。
人間関係の問題は以下の記事でも記載していますので、参考までにご覧ください。
-
【解決】人間関係の悩みで仕事を辞めたい時の改善策とアドバイス
失敗理由4:休みが少ない
休日に関しては、転職する前に確認しているは思いますが、以外と話しが違う場合が多いです。
話が違う場合は確認してみて、納得いかない場合は、再転職も考える必要があると思います。
いずれにしても、求人票や契約書の内容と違うのは問題ですね。
泣き寝入りをしてはいけません。
転職に失敗する原因を追究しよう
同じ失敗をしないためにも『転職に失敗する原因』について追及してみましょう。
特にこれから転職しようと思っている人は、参考にしてください。
転職に失敗する多くの人に共通するのは以下の2点です。
転職に失敗する人の共通点
- 転職先のリサーチが足りない
- 転職手段が十分でない
以上の点に関して理解していないと、同じ失敗をするかもしれません。
失敗する理由1:転職先のリサーチが足りない
転職先の会社がどのような会社かは、求人票やネットの情報である程度分かりますが、そこで分かる情報は表面上の情報でしかありません。
これらの情報だけで簡単に決めてしまうと、失敗してしまいます。
大切なのは「せきらら」な情報です。
実際にそこで働いている人にリアルな情報を聞ければ良いのですが、なかなかそんな訳にはいきませんよね?
転職で大切なのは情報収集です。
- 自分で調べる
- 転職エージェントを利用する
この2つの方法で、徹底的に情報収集を行いましょう。
自分のことなので手を抜いてはいけません。
自分で調べる方法『体験談あり』
過去の話ですが、私はある会社に応募しようと思っていました。
しかし、気になることがありました。
それは、就業時間と休日に対して給料が良過ぎるな?こんな疑問です。
求人内容
- 勤務時間:8:30〜17:30
- 休日:土日・祝休み
- 月平均残業:10時間程度
- 月給平均:約30万
あまりに良い条件の場合は疑いましょう。
独自の調査体験談
就業終わりの17:30くらいに3日間、会社の駐車場に行き様子を伺いましたが、誰も帰る気配はありません。
従業員の皆さんが出てくるのは、いつも21時くらいと分かりました。
次に、休日に関して土日の調査を行うと、日曜日は誰も出社していないのが分かりましたが、土曜日は出勤していることが分かりました。
この時点で就業時間と休日の記載に対しての違いがあります。
ザックリまとめると、以下のような結果になります。
独自の調査結果
- 1日に3時間の残業×22日=66時間の残業
- 土曜日の休日出勤(8時間×1回)=8時間
- 合計で月に時間外労働が約74時間
最終的に従業員の方に聞いてみました。
すると、意外と「せきらら」にいろんなことを教えてくれました。
やはり求人票の内容とは少し違いましたね!
残業は毎日3時間で、月に1回は土曜日出勤があるとのことでした。
それと、昇給は期待できない(ボーナスも10万円以下!?)
ネットでの口コミも確認しましたが、
- 仕事がきつくて離職率が高い
- 利益に対してボーナスが少ない
- 昇給が期待できない
実際は、こんな感じの会社でした。
唯一合っていたのは給料の額ですが、月に74時間も残業していれば当たり前です。
そんな仕事をするつもりはなかったので、もちろん却下しました。
ここでお伝えしたいのは「情報収集」の大切さです。
求人情報だけを信じていたら、転職に失敗していたのは確実です。
- 自分の足を使って調べる
- ネットを使って情報を集める
最低でも自分でもできる調査は行いましょう。
転職エージェントを利用する
しかし、先ほど紹介したような方法は面倒だし、時間が無いとできませんよね?
そんな時に便利なのが『転職エージェント』です。
転職エージェントとは、仕事を紹介してくれるサービスです。
転職エージェントの特徴
- 登録・利用料が無料
- 希望の条件に合わせて仕事を探してもらえる
- 大手企業の仕事の取り扱いが多い
- 希望の求人に出会える確率が上がる
- 非公開求人が多数ある
- 履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえる
- 面接の対策・日程調整をしてもらえる
- こちらの希望を交渉してもらえる
転職エージェントを利用すると自分で転職活動をするよりも効率よく転職活動を行うことができます。
独自で転職活動をするのは時間も掛かり、条件の良い非公開求人に応募もできません。
転職エージェントなら情報収集力・応募できる企業数・サポートも万全なので、面接を通過する確率もアップします!
転職エージェントは転職活動において欠かすことのできないサービスです。
転職エージェントが無料で利用できる理由を暴露
私は初めて転職エージェントに登録する時にすごく不安でした。
無料と聞いても「本当は後で請求されるのでは?」などの心配があったからです。
そこで初めて転職エージェントを利用する人に、転職エージェントが無料で利用できる理由を説明しておきます。
無料で利用できる理由
転職エージェントは企業に人を紹介することで紹介料をもらえます
企業側も求人の応募ができて必要としている人材を紹介してもらえるし、エージェント側も紹介することで収入が得られます。
どちらにとってもメリットのある仕組みができています。
このようなことから登録者(求職者)から費用をもらう必要がありません。
転職エージェントは問題なく完全に無料で転職支援が受けられます。
こちらの記事では転職エージェントの利用方法から『おすすめの転職エージェント』までを分かりやすく紹介しています。
特に転職エージェントを利用したことが無い人には参考になると思います。
-
転職エージェントとは?サービス内容や利用方法などを詳しく紹介!
転職に失敗した時に「やり直す手段」
転職に失敗した場合は、やり直す手段を考なくてはいけませんが、基本は退職する必要があると思います。
合わない仕事を続けることはできません。
転職するパターンは次の2通りになりますが、どちらも少しだけ時間は掛かると思います。
- 退職してから仕事を探す(方法2つ)
- 仕事を続けながら探す
退職してから仕事を探す(パターン①)
退職して仕事を探す場合は、やはりお金が心配ですよね?
すぐに次の仕事が見つかればいいのですが、保証はできません。
安心して転職活動するには、3ヶ月くらいは無職でもしのげるお金の準備が必要です。
月に20万円を必要額とすると、3ヶ月分の生活費は60万円になります。
この場合は、失業保険の手続きも必要になりますが、通常は給付が開始されるのは登録して3ヶ月後からです(失業保険を利用して1年以上経過していない場合は使えません)
厳密に説明すると12ヶ月(12カウント)の被保険者期間が必要で、月に11日以上の勤務で1カウントです。
失業保険については十分に把握していないと、「もらえると思っていたら駄目だった!」なんてことが発生すると大変です。
1年以内に長期で休んだことがある人は、注意して下さい。
退職してから仕事を探す(パターン②)
貯蓄は無いけど、どうしても今の仕事を続けることができないという人は、転職エージェントに登録して仕事を探してもらっている間は『派遣社員』で仕事をつなぐという方法もあります。
派遣社員の良いところ
- 直ぐに仕事が始めやすい
- 時給が高い
- 職種が豊富
- いろんな仕事を経験できる
- 辞める時に都合を合わせ易い
私もどうしても正社員で入りたい会社があったのですが、タイミングが悪く、次のチャンスを伺う為に8カ月間、派遣社員として仕事をしたことがあります。
派遣社員は仕事の内容も正社員と変わりません。
時給も正社員よりも高い場合がありますが、ボーナスがないのが基本なので、年収で計算すると、正社員よりも少ないです。
ブラック企業で辛い仕事環境で仕事をするくらいなら、大手企業の派遣社員で働くことをおすすめします。
- 収入の安定
- 休日の安定
- 職場の環境
このような労働環境が保証されます。
派遣社員であれば、退職の時期も目処をつけやすく引き留めもないので転職する際には動きやすいです。
当面の生活費がないけど「今すぐにでも辞めたい!」という場合は、派遣社員として働きながら以下を実行です。
派遣で働きながら仕事を探す方法
- 転職エージェントに登録して仕事を探してもらう
- 転職(求人)サイトで自分で探す
- ハローワークで自分で探す
これらを同時進行して転職活動を進めましょう。


働きながら転職する方法・「わっぜ~よか!!ブログ」オリジナル
これが、お金が無いけど転職したい場合のベストな方法です。
派遣社員でも認めてもらえると、正社員になれることがあります。
企業も即戦力の方がメリットなので、最近では珍しくないケースです。
東証一部の企業などは、普通に入社試験を受けても難しいので、上手なキャリアアップになりますね!
こちらの記事では『おすすめの派遣会社』を紹介します。
-
【未経験者必見!】派遣社員経験者がおすすめする派遣会社を厳選紹介
失敗を認めて再転職しても良い判断
転職を失敗したとは思いつつも、自分に我慢が足りないだけでは無いのかな?
このように「失敗」なのか?「我慢不足なのか?」分からなくなることがあります。
そうなると、転職の失敗を認めることができなくて、辞めて再転職しても良いのか迷うと思います。
再転職しても良いと判断できる基準
- 契約内容と違う
- 収入が足りない
- 将来性がないと判断
基準1:契約内容と違う
契約内容が違うというのは、契約違反です。
経営は法律の上で成り立っています。
しっかり違う点を意見して納得いく回答・改善をしてもらう必要があります。
嘘をついてしまうような会社に勤めても、将来性がないので続ける必要はないでしょう。
基準2:収入の不足
収入が足りない場合は、再転職しなければ生活が成り立ちません。
もしも、今の仕事が好きで、将来性がある仕事なら次のことを試してみましょう。
- 節約を最大限に行う
- 副業で副収入を得る方法を考える
なんとか収入が上がるまでしのげる方法を考えて、将来に期待しましょう。
それでも無理な場合は、家計が赤字にならないうちに転職を考える必要があります。
基準3:将来性がないと判断
将来性がないと判断できるのであれば、我慢するだけ無駄だと思います。
- 昇格しない
- 時給・ボーナスが上がらない
など、将来性を計算した時に期待できない場合は、あきらめて次の仕事でキャリアアップを目指した方が有益です。
ただし、このような判断は、短期間では見えない場合があるので、しっかりと分析をしてください。
辞めてから後悔しないためにも裏付けが必要です。
再転職する時にベストな方法を公開
それでは最後に、リスクが一番少ない再転職方法を紹介します。
初めて転職する場合の人も有効な手段になるので、ぜひ参考にしてください。
転職のリスクは、ゼロにはできませんが、リスクを最小限に抑えなければ、自分や家族に負担が掛かってしまいます。
次のようなリスクが転職では発生します。
転職のリスク
- 収入の低下
- 労働時間の増加
- 仕事の質の低下
- 人間関係の問題
- 通勤時間の増加
- 福利厚生が充実しなくなる
- ゼロからのスタートになる
何かに挑戦するときにはリスクは付き物なので仕方がありませんね。
デメリットはメリットに変わる!
転職が成功すると、デメリットをメリットに変えることができます。
デメリットがメリットに変わる- 収入の低下→収入の増加
- 労働時間の増加→労働時間の低下
- 通勤時間の増加→通勤時間の低下
転職にはメリットも沢山あります。
転職はキャリアダウンを覚悟するのではなく、転職=キャリアアップを目指す方法です。
キャリアアップする為に転職して成功している人は多くいます。
成功する人と失敗する人の違いは『転職の方法』にあります。
転職成功者の多くは、プロに転職活動を協力してもらいます。
もちろん僕も、過去4回の転職経験では利用させてもらいました。
逆に失敗している人の多くは。自分の力だけで転職活動を行っていると思います。
プロに頼むと成功率が一気に上がるのは何故?
なぜ人の力が必要なのかを例を挙げて説明します。
例えば、あなたが野球を始める時にスポーツ店にグローブを買いに行ったとしましょう。
「うわ〜こんなに種類があるの?」
「どれを買っていいか分からないよ?」
そうなるのは当たり前ですよね。
それは、野球の経験やグローブの知識が豊富じゃないからです。
そんな時に野球経験者の店員さんが居たらどうなるかは、もうお分かりですよね!
分かり易い説明で、自分の経験や、あなたのこれからの事も考えつつ、今のあなたにベストなグローブを紹介してくれます。
結果的にあなたは、ベストなグローブを買うことができて満足できると思います。
転職に関しても同じです。
プロが協力してくれる転職と、自分だけで活動する転職では結果が全く違います。
プロとは、自分のスキルや能力を提供して結果を出せる人です。
だから信頼性があります。
転職のリスクを最小限に抑えた転職活動をする為には、プロに頼みましょう。
転職エージェントは転職のプロです。
まとめ:人生は何度でもやり直すことができる
転職活動に失敗してもやり直すことは可能です。
その場合は、転職のプロに相談するなどの行動を起こして『リスクを最小限に抑えた方法』で転職活動を行いましょう。
転職の資金が無いけど直ぐに辞めたい人は『派遣社員』として働きながら転職活動をするのもありです。
自分に合う仕事を探すには時間が掛かるので、決して失敗ではありません!
計画を立て直して、もう一度チャレンジすれば大丈夫です。