こんな方におすすめの記事です
- 仕事が長続きしなくて困っている
- すぐに仕事が嫌になってしまう
- 一つの仕事を長く続けたい
- 安定した生活を送りたい
私は初めの仕事こそ約20年務めましたが、その後は計5回の転職を繰り返してきたので「仕事が長続きする方」だとは思いません。だからこそ仕事が長続きしない人の気持ちが分かります。
この記事では、転職経験をもとに「仕事が長続きしない人」の特徴や対策・将来への行動について紹介しています。
仕事が長続きしないと、家族にも迷惑が掛かるので自分を責めてしまい、追い込まれることもあるかと思いますが、「継続を成功」と考えていると、将来は後悔することになる恐れもあります。
この記事を読むことで、仕事を長く続けるためのコツをつかむことができます。
また、今の仕事が続けるべき仕事なのか?も明確になるでしょう。
仕事が続かない人の特徴
仕事が続かない場合には、本人に原因がある場合と「仕方なく続けられない場合」の2通りがあります。
仕事を長続きさせるには、これらを分けて考える必要があります。
まずは、本人に原因がある項目を「特徴」としてピックアップしてみます。
仕事が続かない人の特徴
- 飽きやすい
- 仕事が好きではない
- 他人と比べてしまう
それでは個別に解説していきますね。
特徴1:飽きやすい
物事に熱しやすく冷めやすい人は、仕事に対しても飽きやすい傾向があります。
仕事を覚えたての頃は興味が人一倍あって、誰よりも早く仕事を覚えて成果も上げられるのですが、慣れてしまうと、急激につまらなくなってしまいます。
皆さんも新卒の頃や新しい仕事を始めた時の頃を思い出して欲しいのですが、以下のような経験はありませんでしたか?
- 慣れることで緊張感が無くなる
- 達成感を感じなくなる
このようなことが原因で仕事に飽きてしまいます。
特徴2:仕事が好きではない
「仕事が心の底から好き!」という人はほんの一握りです。
自分が好きなことや、得意なことを仕事にできる人は滅多にいないので、好きにはなれなくても仕方のないことですが、耐えられないくらい仕事が嫌いな人もなかにはいます。
逆に仕事が嫌でも続けられる人は、次のような「続けるしかない理由」を背負って頑張ります。
- 生活の為
- 家族の為
- 将来の為
仕事は生活する為に必要なのは分かってはいるが、嫌いな気持ちが強い人は「何とかして今の苦しい状態から逃れたい!」という思いが強くなってしまいます。
結果的に転職しても、そもそも仕事自体が嫌いなので、同じことの繰り返しになります。
特徴3:他人と比べてしまう
他人を意識し過ぎると自分が劣っていると勘違いして仕事が嫌になってきます。しかし、実際には何の確信も根拠も無いケースがほとんどです。
良く言えば周りが見えているのですが、自分と他人を比べても良い所もあり、悪い所もあって当たり前ですよね。
被害妄想が強くなっている時は、何をやってもうまく行かないか状態になってしまいます。
仕事が続けられない理由
次に「仕方なく仕事を続けることができない理由」について見ていきます。
多くの場合、以下の理由が挙げられます。
仕事が続けられない理由
- 収入が低い
- 労働条件が悪い
- 将来性が無い
- 人間関係が悪い
これらの理由がある場合には、仕事を続けることで逆に生活費の不足や健康に害を及ぼすこともあり得るので「継続しない」という選択肢も間違いではありません。
継続できない理由1:収入が低い
若者の転職理由で多いのが「高い収入を求めたい」という調査結果がありますが、良い判断だと個人的には思います。
同じ時間働くなら報酬が多い仕事を選ぶのは、サラリーマンとしては同然ではないでしょうか?
収入に関しては入社する前に十分に確認する項目ですが、納得いかない場合は早目の修正が必要です。
継続できない理由2:労働条件が悪い
残業や休日出勤が当たり前の企業もありますが、プライベートを大切にすることで仕事に対するやる気を保つ人には合いませんよね?
世の中には労働条件の良い会社も沢山あります。
まずは、今の仕事を続けながら条件の良い仕事を探してみると良いでしょう。
転職エージェントを利用すれば無料で希望の条件で仕事を探してもらえるので便利です。
-
転職エージェントとは?サービス内容や利用方法などを詳しく紹介!
継続できない理由3:仕事に将来性を感じない
将来性が無いと判断できる仕事を続けても時間の無駄になり、モチベーションも保つことができません。
継続して働いても収入も増えないのでは積み上げても歳をとるだけでメリットがありません。
なるべく早めに判断して将来性のある仕事に変更する方が有益でしょう。
継続できない理由4:人間関係が悪い
人間関係が悪い場合には我慢ができる範囲がありますよね?
基本的には「他人の性格・考え方を変えることはでない」ので、自分が妥協して合わせるしかないでしょうが、ストレスが大きい場合には仕事を変えるという選択肢も考えられます。
ストレスは心や体に悪影響を及ぼすので早めに対処しましょう。
ここまで、仕事が続かない理由を「自分の性格や考え方が原因」の場合と「辞めざる得ない状況」の2つに分けて考えてきましたが、どちらの場合も仕方がないと思えることが多いかもしれませんね。
仕事を長く続けるための改善策
仕事を長く続ける努力をする前に「長く続けられる仕事」とはどのような仕事なのか?を理解する必要があります。
以下のような条件の仕事であれば長く続けることができるのではないでしょうか?
長く続けられる仕事の特徴
- 収入が良い
- 労働環境が良い
- 楽しい(やりがいがある)
- 将来性がある
- 人間関係が良い
これらの条件が揃っていれば申し分ないのですが、全てが揃っている仕事はあまりありませんよね?
そこで大事になってくるのが妥協点のピックアップです。
「妥協すること」を明確にすると継続できる
妥協するというのは「我慢する」とも言い換えることができますが、ある程度我慢できなければ仕事を続けることはできません。
まずは、あなたが何なら我慢できるかを決める必要があります。
参考私の場合は「収入」に関しては将来上がるのであれば我慢しますが、上がる見込みのない仕事なら早目に変更します。
その他ではプライベートは大事にしたいので、残業や休日出勤があまりにも多い場合は妥協しないでしょう。
妥協できること
- 仕事の楽しさ
- 人間関係
- 肉体的疲労
これらに関しては、納得がいく収入とプライベートの充実が確保できるのであれば、仕事と割り切って妥協します。
仕事を続けるコツを整理すると、
- 妥協できる事と妥協できない事を整理する
- 仕事において我慢ゼロは存在しない
ということになりますが、妥協できない点を改善できないのであれば転職する場合もあります。
妥協できることに関しては、無駄にストレスを溜めないようにするために、「思考を停止する」必要もあります。
間違った継続は人生を無駄にする
仕事は長く続けるに越したことはないですが、場合によっては続けることが人生においてデメリットになる場合もあります。
将来性のない仕事は、長く続けても見返りがないので、早目の見極めが大切です。
続けるべき仕事の基準
個人的な意見になってしまいますが、以下のような場合は「続ける価値がある」と思います。
- 実績を積めば収入が上がる
- 他でも使えるスキルが身に付く
継続すべき基準1:実績を積めば収入が上がる
楽しい人生を送る上で「お金」はベースになってきます。
少しくらい嫌な仕事でも年功序列や実績を出すことで年収が上がっていき、40代くらいで理想の年収を手に入れることができる仕事なら続けることをおすすめします。
頑張っても将来、収入が増えない仕事は早めに見切りをつけて方向修正をする必要があります。
継続すべき基準2:他でも使えるスキルが身に付く
仕事をする上でスキルが見に付くかどうか?は非常に大切なポイントです。
長年続けても今の仕事にしか対応できない技術は、転職の際に苦労します。
他で使えるスキルが無いと転職できる職種が限られてしまい、収入が低い仕事になってしまいます。
今の仕事を続けるべきか悩んだ時には仕事を通してスキルが身に付いているか?を確認してみましょう。
将来性が無く、スキルも身に付かない仕事は将来、自分の助けにはならないでしょう。
まとめ:続けるべき仕事を早目に見つけて積み上げるべき!
「仕事が続かない」と悩む時は、仕事を続ける意味を考えてみましょう。
続けること=成功ではないので、続かない自分を責める必要はありません。
大切なのは将来、自分が「続けて良かった!」と思える仕事を早目に見つけて積み上げることです。
自分に向いた仕事は1回や2回では見つけることができないでしょう。
私は5回転職して、ようやく自分が楽しいと思える仕事に就くことができました。
我慢も大切ですが、自分が楽しいと思える仕事に一生懸命に取り組むことが一番大事ですね。