こんな方におすすめの記事です
- 退職理由に嘘をつくことは駄目なことなのか?
- 退職理由に本当のことを言うつもりはない
- 退職理由に本当のことを言いたくない
- 円満に退職できる退職理由が知りたい
仕事を辞めることを決意すると、次にやるべきことは退職を伝えるという気が重い作業ですよね?
私はこれまでに5回転職をしましたが、こればかりは慣れるものではありません。
- 退職を伝えて理解してくれるだろうか?
- 引き止められはしないだろうか?
などが気になりますよね。
この記事では『退職理由に本当のことを言わなければいけないのか?』ということについて経験をもとに紹介しています。
退職理由に本当のことを言うか迷っている方は、この記事を参考にすることで、迷いをなくしてスッキリとした気持ちで退職することができるでしょう。
目次
仕事を辞める理由に嘘をつくのは罪なのか?
退職を伝える時に本当のことを伝えるべきか悩むと思いますが、無駄に本当の理由を伝える必要はありません。
なぜなら、退職するという事実が退職理由で変わることはありません。場合によっては面倒なことになるだけです。
結果的に本当の理由を告げると、メリットよりデメリットの方が多くなってしまいます。
では、この記事を書いている私はどうかというと、過去に5回の転職経験がありますが、もちろん真実を伝えなかったこともあります。
真実を伝える「メリット」
経験上、必ずと言って良いほど退職を告げると面倒なことしかなかったので、正直メリットを探すのは難しいです。
唯一あるとすれば、本当の理由を言ったことで自分の気持ちがスッキリすることくらいだと思います。
真実を伝える「デメリット」
逆に面倒なことは多くありますね。
デメリット
- 退職を受け入れてくれない
- 引き止められる
- 説教される
本当のことを伝えると、このようなリアクションが返ってくることを想定しておきましょう。
私の体験談
私は過去の退職経験で、本当のことを誠実にお伝えしたのですが、キレられたあげくに辞めることができるまでに2年ほど掛かった経験があります。
当時の様子会社に退職することを伝えると「ふざけるんじゃね〜ぞ!場合によっては損賠賠償だ!」と怒鳴られました。
「え!?なんで!?」
この人では話にならないと思いましが・・・
結果的には自分に知識がなくて諦めてしまいました。
このようなことが過去にあってからは、辞める理由を正直に伝えることに意味は無いと確信しました。
正直に理由を伝えてもデメリットの方が多いので、本当の理由を伝える必要性は感じません。
退職する時のポイント
- 最短で退職する
- 円満に退職する
- 引き止められないこと
仕事を辞めると決めたら大事なのは以上の3点です。
仕事を辞める理由に嘘をつく心理
本来なら誰もが正直に退職理由を伝えたいところですが、なぜ嘘をつこうと思うのでしょうか?
それには次のような理由が考えられます。
- 引き留められる可能性があるから
- 理解してもらえないと思うから
- 相手を信頼していないから
このように「受け入れてもらえないかもしれない?」という心理が働いて自己防衛本能から嘘をついてしまいます。
誠意を込めて相談してもまともに理解してくれない人に対して本当のことを伝える必要はありません。
退職すると決めた時に大事なこと
退職する時に大事なことはスピードです。
会社を辞めると決めたら次の仕事に1日でも早く就いて積み上げる方が有益です。
そのためには、しつこい引き止めなどにあっている暇はありません。
- 最短で辞める
- 円満退社する
- 余計なストレスは使わない
これらにポイントをおいておきましょう。
本当の理由を伝えるとで、支障をきたすことが予測される場合は、『納得してもらえる理由』に切り替える必要があります。
罪の意識を覚えるかもしれませんが、自分の将来の為にはそうするしかありません。
無駄な正義感は不要です。
引き止められにくい退職理由で引き止めを回避
現実、多くの人がスムーズに退職できなくて困っているので『退職代行サービス』が大人気ですが、まずは、有料のサービスを利用する前にできることを行いましょう。
とはいえ、できる事といっても退職理由をごまかして納得させることくらいしかありません。
聞こえが悪いので、ここで一度整理しておきます。
退職理由に嘘をつく理由
- 相手から理解が得られないと予測できるから
- 退職することに理由は関係ないから
- 全員が不快な思いをしなくて済むから
退職を理解してくれる会社であれば当然、本当のことを話して理解を得るべきだと思います。
しかし、無理な場合は考え方を変えるしかありませんよね。
引き止められにくい退職理由
引き止められにくい退職理由ベスト3を紹介します。
引き止められにくい退職理由
- 親の介護
- 親の仕事を継ぐ
- 女性の場合は結婚
この3つの退職理由なら高確率で引き止められることはありません。
ただし「はい、そうですか!」ともいかないので、質問に対して答えられるように自分の中でシナリオは作っておきましょう。
質問攻めで困った場合は、「これ以上は家族と私の個人的な話なので、伝える義務はありません!」
と伝えれば問題ありません。
あくまで答えるべきことは仕事を辞める理由なので、プライベートに関わる深い事情などを答える義務はありません。
- 辞める気持ちは変わらない
- 今の仕事の環境では対応ができないので辞めるしかない
ということが伝われば問題ありません。
「嘘がバレたらどうしよう?」という不安について
「嘘がバレたらどうしよう?」と不安になる気持ちは分かりますが、起こるか起こないのかも分からないことを考えても疲れるだけです。
先のことを心配しても疲れるだけで、心配事の多くは起きません。
バレないために注意すべきことを押さえておけば大丈夫です。
バレない為に注意すること
本当の理由を伝えない場合は、最低限でも次のことは押さえておきましょう。
- 誰にも真実は伝えない
- 質問されたら迷わずに答えられる準備をしておく
1:誰にも真実は伝えない
バレる原因を作ってしまうのが、意外にも自分だったりします。
会社や上司には本当の理由を言っていなくても、同僚や仲の良い人に本当の理由を言ってしまうと噂でバレます。
本当の退職理由を伝えないのであれば徹底して貫くようにしましょう。
嘘をつかれたことを本人が知ってしまうとショックは大きいと思います。
自分の嘘で人を傷つけてはいけないので、十分に注意しなければいけません。
2:質問されたら迷わずに答えられる準備をしておく
仕事を辞めることが決まると周りの人にも伝わり、しばらくは職場の同僚などからも質問されることが多くなります。
その時に聞かれる準備をしていないと、聞かれた内容に違いが生まれてしまい、おかしなことになります。
退職理由に違和感やズレが生じないように気を付けましょう。
世の中に辞められない仕事は存在しないので大丈夫
先程述べたように、仕事を辞める時に嘘をついてしまう原因の一つに「引き止められたくない」という心理があります。
しかし、心配しなくても、世の中に辞められない仕事など存在しません!
労働者には仕事を選ぶ権利・退職の自由が守られており、最低でも2週間前に退職する意思を伝えれば法律上問題ありません。
とはいえ「ブラック企業だからそう簡単には辞めることができない」という人も少なくありません。
実際に私も辞めるのに2年も掛かった経験がありますからね。
しかし、今の時代は便利なサービスがあるので大丈夫です。
引き止めにあった時の対処法【退職代行サービスがあれば問題なし】
実際にブラック企業や個人経営などの会社では、退職すると伝えてもトラブルが起こる可能性があります。
退職時における理不尽な対応
- 退職を受理しない
- 離職票を発行してくれない
- 有給休暇を使わせない
- 有給休暇分の給料を払わない
- 損害賠償をすると脅してくる
- 懲戒解雇処分にすると脅してくる
このような被害にあっても法律上、企業側が勝てることはありません。
かといって個人では対応するのも難しいのが事実です。
そこで、悪質な引き止めにあって、退職が困難な場合には以下の手段を有効に使いましょう。
- 労働基準監督署に相談する
- ハローワークに相談する
- 退職代行サービスを利用する
これらの手段は無理な引き止めに有効なので、利用することをおすすめしますが、『労働基準監督署』・『ハローワーク』に関してしては、対応してもらえたとしても少し時間が掛かります。
退職が長引いてしまうと職場にも居づらくなってしまいます。
すぐに退職したい人は『退職代行サービス』であれば最短で即日退社が可能です。
退職代行サービスについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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【即日退社可能】おすすめの退職代行サービスを厳選して紹介します!
まとめ:嘘は良くないが時に必要な場合もある
もちろん、モラルとして嘘をつくのが駄目なことは子供でも分かっています。
しかし、明らかに辞めることが困難と予想される場合には、受け入れてもらえる退職理由を伝えてスムーズに退職の手続きを行いましょう。
今回のポイント
- 退職を伝えると高い確率で面倒なことになる
- 退職理由に真実を伝えるとデメリットの方が多い
- 相手が退職を理解しない場合は、嘘も必要になる
- 無理な引き止めあった場合は、有効な手段を活用すべき
これらのことをポイントにおいて、退職する際に真実を伝えるべきかの判断材料にしてください。
退職する時に重要なのはスピードです!