こんな方におすすめの記事です
- 仕事を辞めたいと思っている
- 仕事を辞めたいと思った時の対処法を知りたい
- 転職したいけど不安
- うつ病の疑いを感じる
人は人生の3分の1を仕事に使うと言われていますが、仕事を辞めたい状態だと人生そのものが楽しくなくなりますよね?
よくない症状
- 月曜日が来るのが嫌でたまらない
- 憂鬱で何をしても楽しくない
- 仕事をする意味を感じない
このような症状がある方は長い間放置すると、私のように『心の病』になるかもしれないので、早期に対応する必要があります。
この記事では仕事を辞めたいと思った時に何をするべきかを経験を基に紹介していきます。
この記事を参考にすることで、仕事を辞めたくて行き詰ってしまった時にどう行動するべきかを整理できて、明るい未来を切り開く行動を起こすことができるでしょう。
目次
仕事を辞めたいと思った時は「理由を整理して改善」してみよう
仕事を辞めたいと思った時に、最初に行うべきことは、辞めたいと思う理由の整理と改善です。
現状を変えるためにも、後で後悔しないようにするためにも、理由の整理と改善を行うことは重要です。
ポイント
- 仕事を辞めたい理由を整理する
- 改善する努力をしてみる
仕事を辞めたい理由を整理する
仕事を辞めたいと思った時は、まずは辞めたい理由を紙に書き出してみたりして整理してみましょう
- 理由を整理すると改善策を見つけることができる
- 理由をハッキリさせないと転職しても同じことで悩む
仕事を辞めたい理由を整理して改善する行動につなげましょう。
改善する努力してみる
どんな仕事でも少なからず嫌なことはありますが、改善する努力をすることで軽減できる場合もあります。
改善する努力をしないといつまで経っても同じ状態です。
改善する努力ができないと転職しても同じ悩みが発生したら、逃げるしかない人生になってしまいます。
仕事を辞めたい気持ちが強い時は一度冷静になって理由と改善できることを整理しましょう。
よくある仕事を辞めたいと思う理由と改善策
仕事を辞めたい理由は色々とありますが、よくある理由をピックアップしてみました。
この問題に対して、どのような対応をすれば改善できるかを考えてみたいと思います。
仕事を辞めたいと思う理由
- 仕事が楽しくない
- 収入が低い
- 人間関係が悪い
- やる気が湧かない
- 労働環境が悪い
それでは、詳しく解説していきます。
理由1:仕事が楽しくない
楽しい学生生活から社会人として働き出した新入社員に多い悩みですね。
少し大げさですが、楽しい仕事に就ける確率は宝くじが当たるくらい低いです。
私も高校を卒業して大手の電気メーカーに入社しましたが、すぐに仕事が楽しくなくなり、毎日が辛かったです。
結果的に約20年続けて転職しました・・・
改善策
- 楽しい仕事を求めることも大事だが、自分で楽しくなる工夫や努力をすることも大事
- 面白くないと思う仕事でも突き詰めると、やりがいを感じることがある
- 石の上にも3年という言葉があるように少しの時間では見えないこともある
楽しくないと思う仕事を続けるのは、精神的にも辛いし、時間がもったいないと思いますが、まずは楽しくなる工夫を行ってみてから考えてみましょう。
理由2:収入が低い
我慢して仕事を続けても、将来収入が上がらない仕事は早目に変更することをおすすめします。
収入は会社の規模や勤続年数にもよりますが、同じ時間働くなら高い賃金で働かないと損ですよね。
転職するなら若いほうが同然有利で、仕事の選択肢も広く、積み上げる時間にも余裕があります。
年齢が高いと転職できないわけではありません。(実体験済み)
改善策
- 先輩や上司に聞ける範囲で収入を聞いてみる
- 収入の伸びが見込めない場合は転職を視野にいれる(仕事の内容を重視する場合は別です)
- 具体的にキャリアアップできる方法を確認して実行する
『就業時間が長い=収入が多い』は将来性とは言えません。
今の仕事が好きな場合は良いと思いますが、基本的に会社員は労働に対して対価として給料をもらうスタイルです。
経験やスキルが上がれば相当の報酬を頂くのは当然です。
同じ時間仕事をするならコスパが良い仕事を選ぶことをおすすめします。
理由3:人間関係が悪い
寝る時間を除くと、自宅で過ごす時間より会社にいる時間の方が長いかもしれません。
人間関係が悪いと、毎日最悪の環境で長時間耐えるのは辛いですよね。
どうにかして改善する必要がありますが、最悪は仕事を変えるという選択肢も発生してきます。
改善策
- 腹を割って話をしてみる
- 他人の考え方や価値観は変えることはできない
- 人間関係をよくするには自分が妥協する
とことん話し合う必要がありますが、他人を変えることはできません。自分が妥協するしか人間観を良くする方法はないかもしれません。
ストレスを溜めるとメンタルにも影響するので続けるべきか?転職すべきか?の判断も必要になります。
理由4:やる気が湧かない
自分の趣味や得意なことを仕事にできない場合は、やる気が出ないときもありますが、どうしても仕事と割り切ることができない場合は対策する必要があります。
まずはやる気が出ない原因を突き止めましょう。
なぜやる気がでないのか
- 仕事が向いてない
- 疲労が溜まっている
- ストレスが原因
客観的に自分を分析してみると見えてくると思います。
改善策
- 楽しく仕事をしている人を見つけて参考にする
- 仕事が合わない場合は職場の変更を依頼してみる
- プライベートを充実させる
疲れている時やストレスが溜まった体の状態ではやる気も沸いてきません。
趣味を作ってプライベートを充実させて、心と体をリフレッシュできる習慣を作りましょう。
理由5:労働環境が悪い
サラリーマンの平均残業時間は47時間という数字を目にしたことがあります。
平均して1日に2~3時間の残業が発生することになります。
毎日残業で休日出勤もあると疲れてしまい休みの日に趣味に時間を使おうと思う気にもなれませんよね。
ちなみに私は過去に毎月時間外労働を80時間以上という仕事を2年続けたことがありますが、労働環境の悪すぎるので転職しました。
改善策
- 労働基準法に対して会社の対応か正しいか確認する
- 違反がある場合は労働基準監督署に連絡する
- 健康に害を及ぼす場合は転職する
以下に示す『労働基準法』に会社が違反していないか確認してください。
違反があれば労働基準監督署に連絡して指導してもらう必要があります。
原則は労働基準法第32条で1週間40時間、1日8時間と決まっています。また、一定の条件を満たした場合には1ヶ月を平均して1週40時間にする制度(1ヶ月単位の変形労働制)や1年の労働時間を平均して1週40時間にする制度(1年単位の変形労働制)があり、これを超える労働を法定時間外労働と言い、いわゆる残業ということになります。なお、法定時間外労働については、時間外労働に関する限度基準という告示があります。
労働基準監督署・・・違反があれば相談してください。
仕事が嫌なら転職することも視野に入れるべき【いずれは転職することになる時代】
仕事が嫌で今すぐにでも辞めたいのに辞められないのはなぜでしょうか?
私が初めて転職する時のことを思い出して『転職への不安』を挙げてみたので、参考にしてください。
転職への不安
- 転職できるか不安
- 転職後の生活が不安
- 辞めると家族に迷惑がかかる
- 辞めると職場に迷惑が掛かる
- 退職することを言い出せない
- 退職を伝えても引き止められそうで不安
転職したくても成功するという保証がないので、不安から一歩を踏み出すことができません。
将来性のない仕事や嫌な思いが強い仕事は続けても将来、後悔することになります。
どうしても仕事が嫌なら早めに決意を固めて行動に移すことをおすすめします。
一つの会社で働き終える人生は歩めない時代
日本を代表する大手自動車メーカーが「終身雇用は難しい」と発言したように1つの会社で定年まで働くことができる時代ではありません。
終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」。トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。日本企業は労働者に優しいとされる「日本的雇用」との向き合い方を模索せざるを得なくなっている。
これからの時代、転職は避けて通れないと思います。
- 早期退職の低年齢化
- 終身雇用制度の崩壊
- リストラ
40代から上の年齢は特に危険です。
経営が傾けば、昔と違い企業は簡単にリストラや早期退職を行っています。
早かれ遅かれ高い確率で転職を経験することになる時代になっていると私は思います。
転職はキャリアアップに最高の手段【リスクを最小限に抑えた転職方法】
転職をしたことがない人は転職すると収入が下がると思っていかもしていませんが、そんなことはありません。
転職こそが年収を一気に上げることができる手段です。
- 1年で時給はいくら上がりますか?
- 1年で基本給はいくら上がりますか?
- 年収を数十万上げるのに何年かかりますか?
- 労働条件を良くすることができますか?
ベースが決まっている今の仕事で数十年頑張って年収を上げるよりも、今の条件よりも良い会社に転職して一気にキャリアアップするほうがコスパが良いです。
労働条件に関しても変えることは難しいですが、良い労働条件の会社に転職することで解決できます。
転職は生活環境を最短で変えることができる一番の近道です。
リスクを最小限に抑えた転職手段
転職をする場合はリスクが発生しますが、ここではリスクを最小限にする転職の方法を紹介します。
リスクを抑えるためのポイント
- 休職期間を作らない
- 今の仕事より良い条件の仕事に転職する
仕事をしながら転職活動を行えば失業期間を作らなくて済みます。
さらに今の仕事よりも収入・労働条件を良くするには以下の方法を行いましょう。
具体的な転職方法
以下の3つの転職手段をうまく利用することで、仕事をしながらでも次の仕事を探すことが可能です。
step
1転職エージェントサービスに登録して仕事を探してもらう。
step
2ネットの転職サイトで自分でも仕事を探す。
step
2ハローワークも活用して自分で仕事を探す。
転職エージェントに登録して仕事を探してもらいつつ、ネットを使って自分でも仕事を探します。
転職手段を増やすことで選べる仕事をふやすのがポイントです。
1:転職エージェント
仕事をしながらだと時間がなくて次の仕事を探せないという人にお勧めなのが、転職エージェントサービスです。
転職エージェントとは
仕事を探している人と求人を出している企業をマッチングしてくれるサービスです。経験やスキル・希望する条件を伝えると仕事を探してもらえます。
無料で利用ができるので大変便利なサービスです。
転職エージェントの主なサービス内容です。
- 無料で利用できる
- ネットで簡単に登録できる
- 条件の良い非公開求人に応募できる
- 希望の条件で仕事を紹介してもらえる
- サポートが充実している
転職エージェントを利用する時のポイントは、複数のエージェント会社に登録することです。
複数登録する理由
- 転職エージェントは会社によって取り扱う求人が異なる
- 求める条件の仕事を探してもらいたい
- 仕事の件数が多い方と選択肢が多くなる
- 仕事が見つかりやすいので、転職活動が早く終わる
「複数登録するのはよくないのでは?」という疑問が浮かぶかもしれませんが、問題ありません。
ある転職エージェントのホームページでは「転職活動を効率よく行うために複数のサービスを利用しましょう」と公言しています。
転職エージェントの利用方法やおすすめのエージェントについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
-
転職エージェントとは?サービス内容や利用方法などを詳しく紹介!
2:転職サイト
転職サイトは転職エージェントと違って、自分で仕事を探さなくてはいけませ。
ネットを使って利用することができるのでスマホを使えばスキマ時間でも仕事を探すことが可能です。
- 仕事の休憩中や食事の時間に検索
- 会社から帰宅してから検索
登録・利用共に無料なので、気軽に利用ができます。
リクナビNEXTは人気の転職サイトで、仕事のジャンル・量も多いので、希望の仕事を見つけやすいと思います。
3:ハローワーク
ハローワークは仕事量も豊富で、新着の仕事が毎日出るので毎日チェクしましょう。
インターネットでも閲覧できるので大変便利です。
登録していないと見れない案件もあるので、まずは近くのハローワークに行って登録しましょう。
私の利用した感想ですが、ハローワークの人はすごく親切で、丁寧な対応をしてくれました。
仕事を辞める前に知っておくこと【退職までの流れ・引き止めについて】
実際に退職するとなると意外と分からないことが多くあります。
ここでは、退職のまでの流れと引き止めの対策について紹介します。
少しだけでも知っておくことでスムーズに転職できるようになります。
退職までの基本的な流れ
基本的な退職までの流れは以下のようになります。
退職までの流れ
- 退職することを上司に話す
- 退職手続きに関する書類の提出
- 業務の引継ぎ
- 退職
- 雇用保険(失業保険)の手続き
- 保険の切り替え(社保→国保)
次の仕事が決まっていない場合は、社会保険から国民健康保険に切り替える必要があります。
国民健康保険は個人の負担が大きいので、社会保険が使えるように、失業期間を作らないようにするのがポイントです。
退職を伝えるのは、法律上では14日前までに伝えれば良いのですが、仕事の引継ぎや人の補充や移動を考えると、2~3ヵ月前には伝えてあげる方が良いですね。
引き止められるのは想定しておこう
退職することを伝えると、引き止められる確率が高いので予想しておきましょう。
いろんな言い方で引き止められますが、考え直す気がないことをハッキリ伝えるのが肝心です。
ブラック企業になると簡単には辞めることができなくて困っている人が沢山いるのが現実です。
最悪の場合は『退職代行サービス』を利用すれば即日で退職が可能です。
-
【即日退社可能】おすすめの退職代行サービスを厳選して紹介します!
【うつ病に注意】仕事を辞めたい気持ちを我慢し続けると限界がきます
仕事のストレスが原因でうつ病になってしまった経験からアドバイスさせて頂きますが、嫌な仕事を我慢し続けると最後には限界がきます。
限界の症状としては、うつ病などの精神疾患の発症です。
うつ病になってしまうと治療に長い時間が必要になり、まともに仕事もできなくなります。
うつ病になってしまうと、治療に長い時間が必要になり、まともに仕事もできなくなります。
自分に合っていない仕事なら転職も視野に入れる必要があります。
うつ病で仕事を辞める場合は、手続きや辞める手順を正しく行わないと損をします。
うつ病などの精神疾患で退職する場合は、事前に以下の記事に目を通してください。
-
うつ病で仕事を辞める場合に診断書は必要ない!損しない手続きと退職の手順
まとめ:仕事を辞めたい時は立ち止まって考えを整理しよう
仕事を辞めたいと思った時は、辞めたい理由や改善策について一度整理してみましょう。
どうしても改善できない場合は、転職することも考える必要があります。
転職は不安もありますが、リスク最小限におさえて転職活動を行えば、今より良い収入と労働条件を手に入れることも可能です。
まとめ
- 仕事を辞めたい理由を整理する
- 改善する努力をしてみる
- 転職する選択肢も考える
- 定年まで一つの会社で働くのは厳しい時代
- 限界まで我慢すると、うつ病などになる恐れがある
嫌な仕事は長くは続きません。
決めたら行動あるのみです。
人生なんて何度でもやり直せるので大丈夫。